家のジェット君(月の輪熊猫)の話でございます。


先ほど、寝る前のおやつでホイップクリームたっぷりのドーナツをいただいたのでございます。

鼻をすんすんさせて寄ってきたジェット君。

ワタクシの指に付いたクリームに齧り付きましたことよポーン




ワタクシの家は、ただ今ジェット(月の輪熊猫)とアルミ(デブデカキジトラ猫)の2匹でございますが、一番多い時は6匹いたのでございます。


ジェット君は5番目に家に来たのでございます。

家に来た当初のジェット君は筋骨隆々で、厳しい野良生活を逞しく生きてきたのだろうな、と想像できる姿でございました。

猫たちには馴染みませんでしたか敵対もせず、妙に人懐っこい不思議な男子でございました。(他の猫たちを一唸りで締めておりましたがネ)


野良だったとは思えないようなお行儀の良さ(他猫の餌皿に顔を突っ込まない、他猫の場所を奪わない、等)でございまして、家の猫の中ではジェントルマンとして見られておりましたの。


そのジェット君が、アルミのご飯を横取り(ジェット君のお皿にまだ入っているにもかかわらず)するようになり、人間の食事中のテーブルに前足をかけるようになり、本日はとうとうワタクシの指に付いたホイップクリームに齧り付きましたの。


ジェントルマンジェットの面影は薄くなってまいりまして、ボケ老人(老猫)ジェットがワタクシの後をついて周る昨今でございます。


イエ、どっちでも可愛いのでございますが、猫もボケると人格(猫格)が変わるのでございますね。




ジェット君、ただ今、お布団の中でワタクシのお腹をモミモミしております。


爪、切ったばかりなのに痛い。

めんこいからいいんだけど。