4年前の夏
9月から抗癌剤治療を行いましょうという告知を受けました
私は毎年、頭蓋内と腹部のMRIと胸部CTを撮っています
それは、数年前に年が一番近かった従兄弟が癌で亡くなったからです
彼が癌で亡くなる前、急に自分の体が痩せて来ましたので、心配になり病院で検査を受けたのです
結果は、膵臓の癌
既にステージ4に達していたとの事でした
従兄弟は、本当にそれから数ヶ月で亡くなってしまったのです
ですので私は、毎年検査をすれば大丈夫だと軽く思っていたのです
4年前の夏、いつもの様にMRIを受けました
今年も大丈夫
そんな事を思いながら検索結果を聞きに近くの病院へ行きましたら、直ぐに大学病院へ行って下さいと先生に言われたのです
えっ?昨年は何もなかったのに…とわたしは半信半疑
そして、その時に受けとりました上腹部画像の写真を見ました時、私の膵臓の尾部に変な形の腫瘍がはっきりと映っていたのです
そして、膵臓の真ん中に走っている膵管が途切れ、尾部にはいびつな形の膵管が蛇行している画像
医学の知識が少しある私は、紛れもなくこの画像は膵管癌の症状の画像だと感じました
本当に自分の画像?
何度も名前の欄を見ました
直ぐに深い不安が頭をよぎりました
そして、頭蓋骨が寒く感じて自分の生きている時が止まりまった感じもしました…
私は重い足を引きずり、頂いた資料を持って大学病院へ
名前を呼ばれて診察室の中に入りました
その時の先生の厳しい顔
やはりダメだと思いました
先生は、うーん腫瘍マーカー数値はゼロだけど、腫瘍があるね
ステージ4でもマーカー数値がゼロの人はいるからね
膵臓の中の膵管が途切れて
尾部に腫瘍
9月から抗癌治療に入りましょうか
と言われました
とにかく、子供達、お客様、実家、飼い猫、車…
私はどうしたらいい?
それしか考えられませんでした
あの時の事は、今は鮮明には思い出せないくらい私はショックを受けてしまいました
でも、生きなければいけないので、とにかく抗癌治療は受けません
医学気功師ですので自分で治しますとお伝えしました
だって腫瘍マーカー数値はゼロで背中も体もどこも痛くないのですから
子供達にも伝えましたら、大丈夫大丈夫と励ましてもらえました
自分で体を診ても癌反応は出ません
でも、膵管が途切れているので定期検査や二泊して膵臓の細胞針検査、ステロイド剤投与等を受けました
その間に、私は膵臓に膵君という名前を付けて、毎日声をかけていました
「すい君、大丈夫だよ安心してね」…
…
あれから4年
私は3ヶ月に1度MRIを受けていました
すると、だんだん腫瘍は小さくなり、蛇行していた膵管が
何となく真っ直ぐになって来たのです
そして先日、半年ぶりにMRIを受け、検査結果を聞きましたら
先生は、私の膵臓の画像を観て
吉田さん良かったね
ほら見てごらん
膵管が繋がったよ
そう言って
