家業を継がない長男 | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

先日、自宅で開業医をしている私の友人がこんな事を話してくれました


長男が家業を継がないの

医者なんか絶対嫌だ

僕は文系に行くって


友人は、そう言って本当に悲しそうな目で遠くを見つめていました


やっと出来た跡取り息子

長男が生まれた時は友人の両親も本当に喜んでおられたそうです

この子は、将来家業を継いでお医者さんになるものだと、その時は誰もが信じて疑いませんでした


所が、小学生の高学年になり始めた頃から、絶対お医者さんにはならない

と何故か言う様になったそうです


私だったら、本当に羨ましい限りです

もし自分がお医者様でしたら

我が子にも後を継いでもらって

沢山の人を助ける人になって欲しいと思います

でも、友人の子供は絶対嫌だと言い切るそうです


大学だって、親に行かせてもらってるのに、家の中では殆ど話しません

これでは、親に感謝の気持ちなんで持たないと思いました


医学に関わりの無い実家の医学生の方々は、苦労をしてお医者様を目指される方が少なくありません  

そんな中、既に病院もあり親が院長職

こんなに有難い環境でも、自分の意思を貫くお子様もおられるのですね…


私も人の事は言えません

父が用意して下さったお見合いのお話も全てお断りしてしまいました

数名のお見合い相手の方々は

お医者様や弁護士さん等でした


何も考えず自分の意思を通す

これを「若気の至り」と言うのかも知れません

親になり、初めて親の優しさや気持ちが分かるものです


友人の息子さんは

二十歳になったばかり

この息子さんが今の友人の年齢になる頃は、もう友人は天国でしょう

友人は、息子さんに自分と同じ医学生になって欲しかったと思います

そして同じお医者さんの道を歩み

色々な事を話していきたかったと思います

苦労をして我が子を育てても

今の時代の子は自立をし、自分の意思を通す子も多いのかも知れませんね


友人との別れ際

もっと何かを話したい

そんな風な表情をされたのが気になりました


私も息子とは疎遠です

それは、息子が選んだ道ですから


どんなに愛情を注いで育てても

その愛情が迷惑だと感じる子供もいるのです

子供の為に何かをしてあげても

それはただの親の優越感であり

子供に取りましたら、迷惑で仕方がない事かも知れません


この気付きは、私の体験です


それでも親ですから、やはり我が子は幸せになって欲しい

という願いは、いつも心のどこかに持っていますね