先日、交通事故がきっかけで歩行か困難になられたご高齢の女性が
息子さんとご一緒に私のお店(医学気功院)にご来院されました
この方は、事故に遇われる前は大変お元気で畑仕事も一人でされていました
ところが事故後、身体中に痛みを感じる様になられ歩行が困難に
そして1日中寝たり座ったりの生活となられたのです
…
ある日、この方の息子さんから連絡がありました
内容は、母を診て下さいとの事でした
そしてご予約を取られてご来院
私のビルはエレベーターがなく階段ですので、息子さんはお母さんをおんぶして2階にある私のお店に来られました
私は乗って来られた手押し車を持って階段を昇りました
問診の後、早速ベットに座って頂きましたが、お母様は体が痛い、腕が痛いとずっとおっしゃってました
ご自宅でも、お母様が変な事を話すと言っておられ、息子さんは本当に大変そうでした
…
始めにお母様にお茶をお出し致しましたが
ひとくちお飲みになり、もういらんわ
とおっしゃりました
私はお母様に話しかけ、少し横になって頂き後頭部と首筋に気を送り温めまし
それから痛いとおっしゃる背骨を施術、自律神経の出発点の施術
耳の中に気を送り、脳の活性化も行いました
施術が終わり、お母様にベットの上に座って頂けました
そしてお茶をお出ししましたら
美味しいねとおっしゃり、全てお飲みになったのです
お母さん立ってみましょうか?
とお声をかけましたら
うん、とおっしゃり立ち上がられたのです
そのまま、歩けるわと言われ

歩いてお帰りになられました
息子さんも凄く喜んでおられましたが、その時私が感じた事は
「諦めない」という事でした
体が痛いから動けない
のではなく、体が動かないはずがない
体は動く、歩ける
そう思って頂く事により、脳から痛みが薄れ、歩けるホルモンが出るのではないかと感じました
それと、息子さんのお母さんを思う真心がお母さんに通じたのだと思いました
優しい息子さんは、きっぱり私におっしゃりました
僕は母を施設には入れない
僕が面倒を見る
妻も手伝ってくれてます
息子お母様は深い絆で結ばれておられました
息子さんが、また来ますと笑顔で言われたお顔が、忘れられません
🥲