本日は1月7日
七草粥を頂く日ですね
お正月に、ご馳走を沢山頂いた後のお腹を休める為に頂く
この一年を無病息災で過ごす
春の七草は旬の芽吹き
その力で邪気を払う
等、七草粥は沢山のいわれを持ちます
私は昨年、お仕事が忙しくて七草を購入する事が出来ませんでした
でも、私がお姉さんの様に慕っている大切な方が、わざわざ七草のお粥を私の為にお持ち下さり、昨年も頂く事が出来ました
ですので今年はしっかり作ろうと思い、早くにスーパーへ行くつもりでしたが、沢山ご相談やお仕事のお電話があり、自宅を出ましたのが夕方に、なっていました
私は、七草が売り切れてませんようにと祈る思いで大型商業施設へ行きましたら、残念な事に七草は全て売り切れていました
でも、七草の入ったパックを持たれた老婦人の方がおられたので
私は急いで、すみません七草はどこにありましたか?と聞きましたら
あー、これが最後よ
店員さんに聞いたら?
と、おっしゃったので店員さんを探して、七草はまだありますか?
と聞きました
そうしましたら、店員さんは急いで探しに行って下さりましたが、七草は無く全て品切れとの事でした
もう少し早くに自宅を出ていたら
買えたのに…と私にしては珍しく落ち込んでしまいました
すると、先程の老婦人の方が
私に近より、これをと言って

最後の一つの七草のパックを私に譲って下さったのです
私は驚いて、直ぐにお断りをしました
せっかく最後の一つをお手にされたのですから、どうぞお持ち下さい
そう伝えましたら
ううん、私はいいの
あなたは必要でしょう?
私は今日は小豆や白菜を炊くから
本当はいらないのよ
そう言って下さったのです
老婦人の方は最後の一つを手に出来て喜んでおられたのに
それを私に…
その時、何故か涙が出て来て止まらなくなってしまいました
…
私は老婦人の方に深く深く頭を下げ、感謝をしながらた七草のパックを持ち帰りました
何百何千と仕入れられた七草
その最後の一つのパックの中の七草は、枯れ葉が多く傷みも多い状態でした

でも、七草達を自宅に持ち帰り、直ぐにぬるま湯に浸けてお掃除をしましたらこんなに元気な姿になりました
改めて老婦人の方に感謝の気持ちを心で伝え、早速お粥を作りました
これは、私の京都の親友の美佐ちゃんが何軒もお漬け物屋さんに寄って、茄子のしば漬けをわざわざ探してくれたお品です
本日の七草粥とお漬け物
人の温かな優しい思いやりの心
その優しさの味が心に染み渡る
お味でした
今年も素敵な年になります
もちろん、皆様がです
そんな気持ちを持ちながら
本日もブログを書かせて頂きました
🥲
