昨日は、ブログを途中で終わってしまい、ごめんなさいね
続きを書かせて頂きますね
ご自宅で体調が悪くなられたおばあちゃん
病院へ運ばれ、そして検査
結果は高い血糖値と高血圧
薬は嫌いと言っていたおばあちゃんにその日から容赦なく降圧剤とインシュリン投与
そして165くらいあった血圧は一気に120に落とされました
その時、私は父の言葉を思い出しました
九美子
血圧はある程度高くないと脳の血管は詰まりやすくなる
それに脳の隅々まで血が通わないから人はボケ始める
お父さんは、最高値345の時があったけど、頭は痛く無かったし
耳も良く聞こえる
血圧は個人差があるんだよ
高い方が正常に体が機能する人も多いんだよ
下手に血圧を下げすぎるから、薬が蔓延している日本はこれからどんどん認知症になる人間が増える
血圧は年齢+90
これがその人の年齢に合った血圧だよ
…
80代になった父は、そう言って達筆な字で年賀状を書いていた事が思い出されます
これは父の持論ですが、私は何故か納得しています
お話を戻しますね
薬漬けの入院が1ヶ月
おばあちゃんは無事退院されて来ました
入院された時は直ぐに退院して
先生に会いに行くからね
そうおっしゃってたのに
退院しても、トイレは行けますが
ほぼ寝たきりとなられました
出来る限りの遠隔施術をご希望されましたので、私も出来る限りの遠隔施術を行いました
でも、おばあちゃんはもう台所へ立てれなくなっておられました
更に外出も一切出来なくなり
一家の台所を切り盛りされていたおばあちゃんは、たった1ヶ月で
全くの別の人となり、帰って来られたのです
それに一番ショックを、受けられたのはお孫さんでした
毎日おばあちゃんの手作りのご馳走を食べ、叱られたり励ましてもらったり褒めてもらったり
おばあちゃんが大好きでした
でも、退院して帰って来たおばあちゃんはお孫さんを育てて来た記憶は殆ど消え、ごはんも作れなくなり、自宅で何時もビクビクされています
家の中で自信満々に過ごしておられたおばあちゃんは、もうおられません
代わりに小さくなられた弱いおばあちゃんが新しく来られた感じとなりました
私のお店にも来れなくなられ、ご家族に連れて来て頂いておられます
お茶をお出ししましても、以前でしたら、私も注文して家で飲んでるよ
美味しいね
と話しておられたのに、お茶をお出ししましたら、まるで初めて飲まれた様なお顔をされました
私はそのお姿を見て、胸が張り裂けそうになりました
何でもテキパキこなされ
自信満々で過ごしておられた
おばあちゃん
美味しい物も、これは先生がしっかり食べてね
と、力強くお品を渡して下さったおばあちゃん
たった1ヶ月の入院で
どうしてこんな事になってしまわれたのか
私自身もこの現実を受け入れられなくて、辛いと感じています
次にお会い出来ました時も
いつもの様に美味しい食べ物の話をして、施術をさせて頂きたいとおもいますが、私の中では
何故?
という言葉が湧いてしまいます
出来るだけ今の症状からご回復される様に、来られた時は施錠に力を入れたいと思いました
…