私は、数名の従兄弟を膵臓癌やその他の癌で亡くしています
ですので、もし自分が癌を発症しても早期で発見出来る様に自発的に血液検査やMRIやCT画像の検査を受け自己チェックを怠りませんでした
そんな感じで、今年も7月に全身の
MRI、MRAやCT検査を受け、8月に結果を聞きに病院へ出向きました
気にしていました膵臓は、自慢の膵臓で膵管が綺麗に映る程しっかりしています
ですから、今年も膵臓の検査結果には自信がありました
吉田さん
と呼ばれ診察室へ
先生は検査結果の幾つかある項目を読まれ
ゆっくり話されます
そして画像を見せて下さり
吉田さんの膵臓ですが、頭部は問題無いのですが、尾部に腫瘍ありです
とおっしゃり検査結果も見せて下さりました
そこには、
膵癌の可能性あり
ダイナミック造影CT検査での精査をお勧めします
とありました
その時私は…
膵癌で亡くなった従兄弟や友人の顔が浮かび、私の患者様やお客様
そしてお正月や旅行を楽しみにしている孫の顔、しっかり者の長女夫婦や泣き虫の奈々の顔が浮かびました
私が死んだらどうしよう
その言葉が頭の中をずっと回っていました
その後、直ぐに大学病院へ予約を取って頂きました
大学病院での診察結果は、9月半ばに検査入院をして、9月末から抗癌剤治療を始めます
との事でした
私は泣きたい気持ちを抑え
私は自営業ですので、抗癌剤治療を受けて体が動けなくなる事は出来ません
抗癌剤治療無しで膵癌を切除して下さい
と言いましたが、当院では先に抗癌剤を投与してからの手術となります
と言われました
そこで私は自分の未来が止まってしまったのです
これからの自分の未来
健康で92才まで生きるはずの未来
それが、あれだけ癌にならない様に気を付けていた私がこんなにあっさり体の中に腫瘍を作ってしまったのです
泣きたい気持ちを抑え、以前大学病院でお世話になりました先生に一通りお話をしましたら
何か悩んでいた?それが癌になる場合があるよ
と教えて下さりました
私はそこで気付いたのです
私は人の為に働くと言って自分を酷使していました
食事も睡眠も休暇もきちんと取らず
この十年間は休日の朝寝をする事も一度もありませんでした
働き詰めでした
いつも無理をしていた父と一緒でした…
泣きたい気持ちを押さえ、仕事をする毎日
食事は1日一食も食べ切れず、砂を噛んでいるみたいでした
体重は8キロ程減りました
そんな状態の私の為に山伏のお友達が大雨の中、奈良県の大峰山へご祈祷の登山に行って下さったり、友人や毎月来て下さるお客様等沢山の方が私の為に神社やお寺にお参りに行って下さり、キリスト教の方は天のお父様にお祈りをして下さりました
そして検査入院の前日
私は恩師の沈再文先生の気功を受ける為に健康医学院へ出向きました
沈先生は一通り私の体を観て下さった後、
うーん、癌じゃ無いですよ とひと言
そして、舌を見せてとおっしゃったのでお見せしますと
綺麗な舌だね 、やはり癌じゃない
ただ、ストレスが凄いね
もっと体を休めなさい
東洋医学的に吉田さんは癌じゃない
と言い切って下さったのです
そこで私は少し希望が持てたのです
私自身も医学気功師として毎日自分の体を遠隔施術していました
そしていよいよ検査入院の日となりました
MRI、造影剤CT、血液検査、そして
全身麻酔をしました後、指針が出る胃カメラを入れ、胃から膵臓の細胞を取りました
その麻酔の前後に私は夢を観ていました
夢に現れたのは


