登山者の殆どの人は登山の時、帽子をかぶります
それは登山中に落石や暑ささ寒さから頭を守る為です
そしてその登山帽には、自分が制覇しました山々や施設の名前が入りましたバッチを付けて記念として心に刻みます
私も登山帽を持っています
この登山帽子は二代目です
初めて登山帽を父に買って頂いたのは中学一年生の8月
嬉しくて嬉しくて
そして一番にその帽子に付けましたバッチは

この槍ヶ岳山頂のバッチです
このバッチは、父が兄と私を初めて北アルプスに本格的に登山に連れていって下さり、槍ヶ岳の山頂まで登りました時に父に買って頂いた物です
その日私は生まれて初めて視界360度槍ヶ岳山頂に立ちました
その時の感動が忘れられず、私は山の虜になり、よく父と二人で北アルプスを登りました
中房温泉から表銀座コースという美しい景色を堪能出来るコースを制覇したりもしました
それ以降は自分のペースで登る単独登山を好み、西穂縦走を楽しんだりしました
そんな思い出が沢山詰まったこの登山帽を私は失くしてしまっていたのです
ところがつい先日、あり得ない所から出て来たのです
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私はもう目から鱗どころか、口から心臓が飛び出るくらいの喜びで思わず帽子を抱き締めて泣いてしまいました
それは、この帽子を私は何年も探し続けていたからです
この帽子に付いているバッチ一つ一つに思い出があります
その思い出の形が消えてしまって、無理に忘れようと思っていましただけに、見つかりました時は本当に感無量でした
私はお仕事を引退しましたら、また単独で西穂も縦走したいです
それまでには自分の体の骨組みも治したいです
お仕事引退後(何歳かなぁ(^^;))は、まずは上高地から横尾山荘まで
その次は横尾から槍沢ロッヂまで
足が慣れて来ましたら、奥穂高岳や北穂高岳、そして西穂高岳
夢はどんどん膨らみます
でも、それらを実行するには健康でなければいけませんね
夢と健康
これは一生涯持ち合わせた方が良いですね
その為の努力なら、いくらでも出来そうです
だって…
失くしたと諦めきっていました帽子を私は再び手にする事が出来たのですから
(*^^*)


