父からのあり得ない贈り物 | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

昨年末から、私は次女を連れて
車で京都の実家へ帰省致しました
ですからもちろん帰りも車です
次女は先に新幹線で名古屋に帰りましたので、私は車を運転し一人で名古屋に戻りました

以前一度か二度、私はブログに書いておりますが、私は三十代初めに心臓神経症という厄介な病気を発症していました
この病気は本当に苦しい病気で、
癌を発症されている人や不治の病を持つ人の方が羨ましく思える位、蛇の生殺しの様な状態が続く病気なのです
自分の心臓が止まったらどうしよう
自分の心臓が…心臓が…
止まる前に、死ぬ前に薬を飲まなきゃ…
1錠じゃ足りない、もっと飲まないと心臓が止まる…を繰り返す
これと同じく不安神経症も同時発症し、同時まだ二歳と三歳だった長女と長男を抱え、私は体を動かすと心臓が止まるという恐怖から、外出も出来なくなっていました
一日何千回と出る不整脈に怯え
一日中脈を診ながらノイローゼとなり、母親に助けを求めても
ざまぁ見ろ、乞食!
と、何とも悲しい罵倒
当時の夫はギャンブルしか頭に無く
借金を重ね、パチンコにのめり込んでいた為、先の無い生活苦でまさに生き地獄の日々でした
そんな時、父が母親に内緒でよく私達が住んでいたマンションに来てくれて、高価な救心(心臓の漢方薬)を私に持たせてくれました

九美子、お前は強い子だろ?
お前の心臓は止まらない
お前は登山も陸上競技も何でも出来る元気な子だろ?
しっかりしなさいと温かな言葉もかけて下さりました
当時は私の兄も、心臓は細かく切ってお皿の上に乗せてもピクピク動く強い筋肉で出来てる
九美子の心臓も強いから止まらないよと弱って泣いている私を励ましてくれていました

今年、私は少し無理をしてしまい
年末から、あの厄介な不整脈が異常に出始め、脈は二回に一回は抜け
ひどい時は、次の拍動が中々来ない状態となりました
昔でしたら、恐怖で気が狂いそうになったかも知れませんが、今は当時の「死んだらどうしょう」という考えを、「死んでもいいや」に切り替えていますので、目の前にある死に対しても全く平気です

全ての片付けをして
(長女がかなり手伝ってくれました)
沢山の荷物を車に積込み、掃除を終え、時計を観ますと午前3時を過ぎていました
この時点で、不整脈はマックス
脈拍はバラバラでした
今から車で高速に乗るから、途中で死んでも他の車に迷惑がかからない様に走行斜線をゆっくり走ろうと考えていました
そして実家を出る前に、お仏壇の父の遺影に手を合わせ
お父さん、名古屋に戻りますね
お正月、楽しかったね
本当にありがとう
そう挨拶をしましたら
カタンと音がして、何かがお仏壇の中から転げ落ちて来ました
よく観ますと


父がよく私に渡してくれていました
救心
初めは意味が分からず、どこから何故、救心が出てきたのか分からなくて、お仏壇の中を見渡しましたが
観ても分からない
でも、きっと父が私に
持って帰れ
そう言ってくれた気がして
救心を見つめ泣いてしまいました

私は救心を握りしめ、深夜3時半に実家を出発
途中で二回しつこい不整脈に悩まされましたが、父が持たせてくれました救心を途中のサービスエリアできちんと飲み、無事名古屋の自宅に朝の五時半に到着致しました

私は自分の不整脈の原因を知っています
心因性不整脈で、病院へ行き心電図をとりますと、本当に健康で正常な波形が出ます
ですから私は健康ですので、体に何が起きても平気です

優しかった私のお父さん
今でも私を想い、心配してくれている…
そんな父の優しい想いに触れる事が出来、嬉しく思いました

お父さん、ありがとう
私は元気で過ごしています
だから、安心してね