どんなにお金があっても
どんなに沢山のお料理に囲まれても
健康でなければ使えないし食べれません
人はいつも自分の体に不安を抱えています
(今回のブログは不安を抱えておられるのみの方対象です)
少し頭痛が続きますと、脳に異常があるのではないか
胃の調子がおかしければ、自分は胃癌で先はもう長くはないのではないか…等
でも、そんな不安を解消するのが健康診断とその結果ですね
体の心配な部分を自分の目でしっかり見て確認し、自分は健康だと認識出来れば安心出来ますね
人間の突然の死の原因の一つに
脳血管疾患があります
ある日、突然脳の血管が詰まったり破裂して死もしくは将来死に至る原因を作る
そういう事例がありますので、人は頭痛に対しては凄く神経質となる方もおられます
それは頭の中が自分の目では見えないからです
そんな時の為の画期的な健康診断が
脳血管3DMRAです
こちらの画像は、共に五十代前半と後半の女性の脳の内部です
お二人とも共に高血圧ですが、自覚は無く過ごされていました
知り合いや友人がこの検査を受けて脳血管に疾患があるのがわかったという話を聞かれ ご自分も受けてみる
もしくは受けようと思われた方々です
その結果、以下の事が分かりました
左の写真の方(かた)の脳には、白質に点状の淡い高信号域が散在しています
これは、慢性虚血性変化といい、高血圧が原因ともいわれています
小さい点状のものがパラパラある軽度から、白質全体に広がる高度なものがありますが、この方は軽度で直ぐに倒れるという心配は無いとの事だそうです
右の写真の方は、右後交通動脈起始部に小さな膨らみが認められる為、小さな脳動脈瘤の疑いが分かりました
ただ、この脳動脈瘤は小さいくクリップで留める事は出来ないので
経過観察として、毎年検査を受けられます
お二人は、この検査結果を知り血圧を下げるお薬をお飲みになり、食は腹七分目にされ、不安を解消されました
現代の優れた文明は、人の体の深部まで把握出来る様になりましたね
そして、その文明の力を借り、病巣をいち早く発見し治療、そして大事に至らせない
検査を受けず、我が体を運命に任される人もおられます
人それぞれ考え方は違いますか、転ばぬ先の杖も良いかも知れませんね
(^-^)