自己中心 | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

自己中心 別名自己中
人は、この言葉が自分に降りかかると不快感を表します
自己中は、自分では見えないけれど
他人を通すとよく見えるからです

あの人は自己中だね
と話す人は、自分はそうではないと思っている人も多いです

投影法という自分の性格を見る方法があります
例に挙げますと、他人を観て自己中だと思う人は、実は自分も自己中だという事なのです
何故なら、自己中がどんなものか知っているという事は、自分も自己中の考えを持っていないと分からないからです

私は幼い頃、父によくお前は利己主義だと叱られました
叱られたのは幼稚園に入る前でしたから三歳~四歳くらいです
少しわがままな事を話すだけで
お前は利己主義 自己中だと言われる
でも、意味は分かりませんが何となく良くない言葉だとは理解出来ました
父はきっと、私が母の様にならない為に、幼小期の私からわがままの芽を摘み取りたかったのだと、今になると理解出来ます
私が自己中心的な考えを持たずに成人出来たのは、厳しい父の教育のお陰です
叱られ、恥をかかされ、悔しい思いを出す事も許されず、常に我慢我慢てした
ですので、我慢が出来る私の中には自己中は存在しません

ところが、最近…いえ もしかしましたらずっと前からかも知れませんが、人の事は考えず自分中心に物事が動いているという考えを持つ壮年期の方が増えて来ています
これは少し厄介です
何故なら、その壮年期の人を諭せる年代の人がいないからです
自分の思い通りにならないと声を荒げ、威嚇する
自分より年下からの意見は聞かず我を通そうとする
そうなりますと、皆その人物から遠ざかる
そこで初めて自分は誰にも相手にされていなかった事に気付く
今、壮年期と書きましたが実は中年期の人にもこの傾向がある人が増えつつあるのです
これは核家族で過ごしてきた事が原因のひとつかも知れません
私の周りにも、中年期でこの傾向の人物がおりました
いくら注意をしても諭しても、自己中を通した環境で育ち成人した為、この性格は直らないままでした
今になって、私は友人が一人もいないと泣き付いて来られましたが、
人の話を聞く耳もお持ちでないので
私もこの方からは、離れる事に致しました
人の性格の基盤は三歳迄に出来上がります
三歳迄は、いけない行動を取りましたら、きちんと制裁を与え正さないといけません
でも、三歳を過ぎますと今度はその制裁場面のみ記憶に残りますので
言葉で躾や教育をしていかなければいけないのです

初めての子だから
可愛い孫だから
そう言って何でも許して育ててしまうと、その子は壮年期から孤独を体験する事になるのです

今では私は父に感謝をしています

お前は利己主義

この言葉は今でも私の胸に残り、
よくその日の自分を振り返ったりします

私は自己中心的な考えがどんなものか知っています
知っているからこそ、その考えのままだとダメだと叱る事が出来るのです
その人の為を思うなら、身内であっても思いきって注意をし、自分を諭す様に話されてもいいかも知れませんね

これは私個人の意見です
無理な押し付けではなく、お困りの方の何かお役に立てばと思い、本日アップさせて頂きました