相手に自分を投影する | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

このお話は少し内容を変え、数年に一度書かせて頂いております

私には以前、お客様からお友達になられた方がおられました
そのお友達(女性A)は事故でお母様を亡くされ、お父様が家に一人残されました
そのお母様に私は大変お世話になりました為、お友達のお父様がお気の毒になり
、旅行のお土産等をお持ちしたり、お元気になられる様お声をおかけしたりしていました
その時に私は気付けばよかったのですが
その女性Aには父親の携帯のメールを盗み見する癖があったのです
女性の知り合いが多かった父親の行動を毎日チェックしないと気が済まない様でした
人の物を盗み見する行為は、たとえ親子間であっても許されません
でも、その女性Aは父親がどんな女性とつき合っているか、嫌な女性が付かないか毎日気が気でなかったのです

やがて私の携帯にもその父親からメールが毎日入って来るようになりました
内容は、一般常識の度を越える低い物でした
何度も何度も来るメールに、その父親は妻を亡くされたばかりでしたので、気が紛れる様にと気を使い、私はその流れに合わせて返信を致しました

その父親は、娘(女性A)が自分の携帯を盗み見しているのを知っており、自分が送信したメールは全て削除し、私が送りましたメールのみ携帯に残していたのです
私の中では、愛する妻を亡くされ
本当にお気の毒で、何とかお元気に
その一心で仕事の合間も何度も来るメールに返信を入れていました

でも、違ったのです
その父親はにはたくさん女性がおられ
自由に過ごしておられたのです
妻を亡くしても、少しも寂しくは無かったのです

その女性Aは、人を疑いの目でしか観る事が出来ませんでした
いつも人の行動が気になり、妄想を膨らませていました
自分がいけない行動をしていると
周りの人もそういう行動をしている様に見えるのです
自分が人の悪口ばかり話していると
目の前にいる人間も全て悪人に見えるのです
私はその女性Aが本当にお気の毒な方だと感じました

今日、あなたは人を悪く思ったり
人の悪口を話したりされていませんか?
もしその内容が、自分の事を自分で話していると分かればいかがでしょうか?
老年期に入る人でさえ、いまだに人への不平不満を一生懸命話す方がおられます

私は人の悪口を話す人は、自分の事を話す人だと認識します
それに気づけない限り、ずっと気に入らない人の悪口を話し続け、精神的に安らぎの無い日々を過ごす事となるのです

いいですか
相手は自分なのですよ
相手を見て、何を感じたかが自分の中にあるのです
相手を見て、優しい人
そう感じる人は優しさを兼ね備えた温かな人
相手を見て、意地悪そうな人
そう感じる人は、自分がその意地悪を兼ね備えているから相手がそう見えるのです
相手を見て、のんびりとした穏やかな人

そう見えるのは、それはあなたがのんびりとした穏やかな人だからです

人の悪口を言わず、まずは自分の性格に気づく
そうしていきますと、いつか自分の周りには、穏やかで優しい人ばかりが集まって来ますからね