ウソップ物語 | kumikoのブログ

kumikoのブログ

吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

本日も、お仕事が終わるのが遅くなり
ブログが間に合いませんでした
皆様、最近その日のうちにブログが書けなくてごめんなさいね
ご相談のお電話が午後11時過ぎにかかって来ますと、もうその日のうちにはブログが書けません

本日は、少し志向を変え、私の好きなウソップ物語を書きますね
以前にもブログに書いていますが、私の好きなお話ですのでお読み下さいね。
(^-^)

むかぁしむかし、ある雪深い山里に
お爺さんとお婆さんが住んでいました
二人には子供が居ませんでしたが、大変仲の良い夫婦でした
でも、二人の暮らしは楽ではありませんでした
お爺さんの仕事は、薪売りでした
お爺さんはある雪の日、山へ薪になる木を探しに出掛けました
するとどこからか、クークーと鳴き声が聞こえます
声のする方へ行きますと、大きな白い鳥が、猟師が仕掛けた罠に掛かって鳴いていました
お爺さんは鶴の恩返しのお話を知っていました
あの鳥を助けたら反物がもらえる
お爺さんは喜んでその白い鳥を罠から外し、逃がしてやりました
その後、お爺さんは急いで家に帰り、お婆さんに先程の鳥の話をしました

その夜は大雪となりました
すると、とんとんとんと玄関から戸を叩く音が聞こえます
来たー
二人は急いで戸を開けますと、そこには美しい娘が立っていました

雪が深く道に迷ってしまいました
今夜一晩泊めて頂けますでしょうか?

お爺さんとお婆さんはもちろん二つ返事
娘を家に招き入れ、温かな食事でもてなしました

やがて、就寝時間となります
娘は機織り機のある部屋に泊まる事となりました
娘は二人に挨拶をします
お爺さん、お婆さん 部屋からどんな音がしても、決してふすまを開けないで下さいね
二人はもちろん、ハイハイ頑張りなせぇ
と娘に声をかけました

暫くしますと娘が寝ている部屋から
ドンドン、バッタンと音が聞こえ始めます
お爺さんとお婆さんは山積みにされた反物を想い床に就きました

次の日の朝は昨日までの大雪が嘘の様に晴れ、青空が広がっていました
お爺さんとお婆さんは、ワクワクしながら娘が寝ている部屋のふすまを少し開けました
すると…目に飛び込んで来たのは
もぬけのからとなった部屋でした
もちろん、娘も箪笥も何もかも無くなっていました

お爺さんは言いました

しまったー あの鳥は鶴じゃなく
サギだったー

皆様、詐欺師には気を付けましょうね

前回ブログで書きましたお話とは少し
細部が変わっております
ご了承下さいね