地下鉄に乗り、上前津駅で下車
急いで階段を上がり改札へ…
すると、地上への上り階段の踊り場で手すりに掴まり、ぎゅっと目を閉じておられるお爺さんの姿が目に留まりました
他のお客様と同じく私も急いでいましたので一度は階段を上がったのですが、気になりふと振り返りますと、お爺さんのお顔は土色に変わっていました
私は急いで階段をかけ降り、お爺さんに
大丈夫ですか?どうかされましたか?と声をかけました
お爺さんは細い声で 血糖値が急に下がりめまいが治まらない
と、話されました
キャンディーはお持ちですか?と問いましたら、はい、今口に入れました
と、話されました
でも、お爺さんはめまいから来る不安で血圧は下がり、腎機能低下の状態でした
お爺さん、私は医学気功師です
少し腎臓に気を入れ、血圧を上げましょうね
そうお伝えし、私は両方の手のひらに急いで気を溜め一気にお爺さんの背中に放出
暫くしますと、お爺さんの血流が強く感じられて来ました
するとお爺さんのほっぺはピンク色に変わって来ましたので、どちらまで?と問いますと大須観音まで行きます。と話されました
じゃあ階段は私と手をつないで上りましょうね と伝え私の手のひらからお爺さんの手のひらに気を送りながら会話をし、階段を二人で上り切りました
私は途中の薬局で栄養ドリンクを購入し、半分だけ飲んで残りは帰りに飲んで下さいねとお伝えし、お別れしました
今にも倒れそうなお爺さんの姿を
沢山の方が横目で見ておられるのに、皆様は前を見て急ぎ足で歩いて行かれてました
もし、お爺さんが自分の父親だったらびっくりして駆け寄られるでしょう
でも、他人だから関わらない
先日も、友人の息子さんが車を運転中に体長が悪くなり、車を降りて休んでおられましたが、通行人の方々はどなたも声を掛けられなかったそうです
今はそんな時代なのでしょうか?それとも土地柄なのでしょうか?
ただ、重いご病気をお持ちのご老人の一人歩きは本当に危険だと思います
誰かが声をかけてあげ、出来るだけお一人ではお出掛けにならない様に
そして私達元気な者は、弱い方々が具合が悪そうであれば、出来るだけ声をかけてあげ、安心の気持ちを湧かせてあげるのも大切ではないかと深く思った一日でした