この言葉は 私が幼少期に何度も何度も父から注意を受けた言葉です
私は言葉が話せる2歳前後から 何故こうなるのか
小さいながらに不思議に思う事は 何でも父に聞きました
(私の記憶は丁度立ち上がれる生後七ヶ月頃からあります)
例えば 冷蔵庫のドアのは何故開閉するか 冷蔵庫の中は冷たいのに何故後ろは温かいのか
電気は何故つくのか
空気って何? うんちは何故茶色なの?…
当時 父は私の質問には根気よく 全て答えてくれていました
父は生き字引
父の学生時代の成績はオール優でした
私は幼稚園の頃には 相当知識が頭に入り 一般常識はかなり高レベルで頭に持っていました
すると当然 何でも口をはさみたくなりますね
父が誰かとお話をしていても
(^▽^)あっ 私それ知ってる
や
ご近所のおばさま同士のお話にも積極的に会話に入っていました
九美ちゃんは何でも知っているねと言われ ちょっぴり嬉しくなった事も思い出されます
ところがそんな私をとうとう父は叱りました 小学校の低学年の頃です
お前は出しゃばりで一丁噛み
何でも人の話に顔を突っ込んではいけない
人から質問を受けたら そこで初めて口を開きなさい
?お父さん 一丁噛みって何?
またしても私の悪い癖 叱られる最中(さなか)質問をしてしまいました
一丁噛みは 出しゃばりという事
そんな事ばかりしていると お前は大人なったら人に嫌われる
大人になってから性格を直すのは難しい
だから今のうちに直しなさい
人の話に口をはさむな
人から質問を受けたら初めて口を開け
これが人から嫌われないコツだ
…
当時私はまだ7、8才
今思えば本当に生意気で、頭でっかちだったかも知れません
でも 父のこのお叱りの言葉は 現在も私の中に息づき お役に立っています
…
今朝は暖かで 気持ちの良い目覚めでした
明け方から 生前の父の声が私の夢に登場
父が昔経営していました京都御所の近くにある会社の事務所に、奈々を連れて父に会いに行く夢でした
懐かしい事務所は 何故か真新しく ご近所の優しかったおばさま達も登場され
お父さんはさっきまでここにいたよと教えて下さり 父にお電話をしましたら
九美子か? お父さんは今 京都駅にいるよ
と懐かしい父の元気な声が聞けました
そこで目が覚めましまいました…
お父さん
私 叱られた事 今も忘れていません
だから安心してね
…