私の仕事は ある意味特殊なお仕事で 人との繋がりが大変深いものとなっております
一度きりの出会いではなく 出会いから 共に人生を歩むくらい、その都度出るお悩みを解決したり体調の不備を改善させて頂いております
私のお仕事の流れは
まずご予約を頂いてからが始まりです
たくさんの皆様からご予約を頂き 予定は埋まっていきます
以前、一番お問い合わせが多い時間帯に いつもご予約を下さる方がおられました
当然 その時間帯は埋まってしまいますから その時間に新しいご予約が入りましてもお断りとなりますね
でも その方は当日の ご予約一時間前によく簡単にキャンセルの連絡を入れて来られます
明日 朝九時からお願いしますとご予約
朝九時という事は 私は普段より早く自宅を出て シャッターも開いていないビルに入り準備をし お客様をお待ちます
でもそのご予約の日もやはり九時を過ぎても来られません
お電話をしても出られない
結局来られない
その日の夕方その方から連絡があり
すみませーん 寝てました 代わりに明日三時にご予約ね
快くお受けしましたが 次の日のご予約時間の少し前に 今日 自分の仕事のミーティングが入ったからキャンセルお願いします
そこでやっと私は気づきを得たのです
この毎回空想のご予約を口にする人物に対しまして 私は気長にお付き合いをし過ぎていたのです
どんな人にでも手を差し伸べる
それは間違いだという気づきが無い限り同じ状況がやってくる
私はやっとこの方の無責任な気まぐれに振り回されていた事に気づいたのです
この方に対しましては手をさしのべる時期は既に過ぎていたのです
もう この方に、私は必要有りません
ですので また辻褄が合わないご予約メールが来ました時に 思い切ってお断りをし 今後はご予約はお受け出来ない事をお伝え致しました
それからは 全てのご予約は確実に消化しお仕事中は時間が大切に効率よく使える様になりました
いつまでも 可哀想 何かお力になってあげたいと思い 自分の身を削りながら助けてあげても それはただ 無駄な時間を過ごすだけかも知れません
ある程度助けてあげて それでも相手が改善する気がないのなら 一度距離をおかれた方が良いですね
…