先日 実家へ帰りましたら ご近所の大工さんが たくさんの雑貨を私の実家前にある駐車場で片付けておられ ご近所の方も掘り出し物はないかと見ておられました
私も触らないようにして見ていましたら たくさんのアルバムがゴミ袋に入っているのが目に留まりました
私はびっくりして大工さんにお伝えし アルバムを開きますと
裕福層のご家族の生い立ちのお写真がぎっしり
大工さんに アルバムが紛れてます 大丈夫なのですかと問いますと
ああ それね 全部捨ててって
ご主人様が赤ちゃんの時に母親に抱かれているお写真もいっぱいありましたが
廃棄だそうです
私だけなのでしょうか その時何ともいえないくらい 寂しい気持ちになりました
若きご両親の姿が残るお写真
確かに古いゴミといえますが それには執着されないのですね
その時、母が私と子ども達(孫)の写真を一枚も自分のアルバムに入れなかった事がふと頭をよぎりました
母にとりまして娘と孫は何の感情も湧かない人物なのです
…
掛け軸もたくさんあったそうですが中身も確認せず出され 大工さんも 中を見ず全部廃棄したとおっしゃってました
(^-^;)
もしかして 有名な掛け軸があったかも知れませんねと話しましたら
大工さんの奥様が
見るのが大変なの といわれました
とにかく 思い出の品だからと置いていてはいけない
どんどん捨てないと 溜め込んだその先どうするの?
そう話しておられました
私の実家もこの大工さんに見ていただき かなりの品を廃棄致しましたが やはり思い切りが必要です
そんな事を学んだ一日でもありました
