傘餅 | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

昨日は 私の大切な方の納骨式が京都の東山二条 仁王門通りのあるお寺で行われました
お寺さんがお墓にお骨を納めた後 傘餅を頂いてお帰り下さいとの事でした
私達はお茶室に案内されますと テーブルの上に

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お盆の上に乗りました平べったいうる餅 が置かれています

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お寺さんがうる餅を除けられますと小持ちが沢山あります
するとお寺さんが

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小餅を手際よく包丁でお遍路さんの形に作られ

皆さん
このお遍路さんは 故人です
皆さんが今 お体の悪いところがありましたら その部分をお餅おの遍路さんに合わせ ちぎって頂いて下さい 悪いところは故人が持って行って下さります

そう教えて下さりました

お身内の皆様は
九美ちゃんも 食べてね
そう言って私にまでお遍路さんをちぎらせて下さりました

私は既に完治していますが 手術の後遺症で苦しんだ部位 三カ所をちぎって頂きました

お餅のお遍路さんは綺麗に無くなり 後の小餅は当日中に頂くようにとの事でした

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心休まる庭木
お餅を頂きながら
頬を伝う涙

人はこうして子孫に見守られ成仏していくのですね

傘餅は宗派により行わない所もあるとおっしゃりました
九美子家の宗派では行いません

満中陰
四十九日明けに傘餅を振る舞いますが この日は故人がお遍路さんのお姿になり 生前の歩まれた人生の裁判が執り行われ この日に天国へ行くか地獄へ行くかが下されるそうです

お寺さんのお話を 皆様とご一緒に聞かせて頂き 私はただただ おば様の笑顔だけを思っていました


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優しかったおば様のご自宅の坪庭

草木に毎日優しく語られ 皆生き生きと育っていました

今は大家さんの元で管理され このお庭はもうありません

全ては私の思い出となりました
もう二度と手で触れる事は出来ません


これが、人が迎える人生の最終章なのですね