本日は祭日
私の次女奈々は 常滑に出来ました大型スーパーの中の飲食店の応援に、今働いているアルバイト先から出向く事となりました
常滑?
遠くない? 何時まで?
そう問いましたら 午後九時まで仕事 との事でした
オープンセール真っ盛りのはず
奈々 大丈夫?
うん 頑張ってくるね
そう言って朝早く自宅を出て行きました
夜の九時過ぎに奈々から電話があり
ママァ 疲れたよ~
少しスーパーを見学して それから電車に乗って帰るね~
ハイハイ 気をつけてね
そんな感じで話した後電話を切りました
すると十時前に奈々から わんわん泣きながら電話がありました
奈々!どうしたの
お財布とか入ったカバン 無くしたの
どうしよう お店に戻る
そう言って電話が切れました
夜の常滑 もう人通りもないはず
奈々は大丈夫 奈々は大丈夫
ずっとその言葉を唱えていました
暫くして カバンがあったよ と明るい声の電話の後 専門店街のシャッターが一斉に閉まり 奈々は閉じ込められてしまいました
広いスーパーは迷路のようで道が分からず また泣きかけていましたら やっと従業員の方が見つかり 後をついて行って何とかスーパーから出られたそうです
駅までの道は暗く 誰も歩いていなくて 奈々は怖さでずっと泣きながら 駅に向かったそうです
今は携帯電話がありますので 奈々と話しながら 勇気づけながら 何とか駅に着かせる事が出来ましたが 何事もなくて本当に良かったです
金山駅まで迎えに行き 泣きはらした顔の奈々を抱きしめました時は 私もホッとしました
奈々
社会への第一歩
お疲れ様
そう笑顔で伝えましたら
ずっとママに会いたかった
怖かった…
と 一人真っ暗な道を歩き 本当に怖かったと 帰り道の事を話し始めました
先日奈々から頂きましたプレゼントにも お手紙が付いていて、働いてお金を得る事の大変さが綴ってあり 今回も含め 学生から社会人になる 良い経験をしたと思います
私はいつまでも奈々にはついていてあげれません
いつまでも ママを頼ってはいけないのです
これからは 心細くなっても 親を頼らず 自分で泣かずに乗り切るのですよ
奈々が落ち着きましたら そう伝えるつもりです
でも 本当に無事に帰ってきてくれて 良かった…
奈々 お疲れ様でした