昨日のお話の続きになります
老後のお金は いつ蓄えるのか?
昨日の60代の女性
老後に貯めておく様に 神様がきちんとした額をご用意して下さったにも関わらず 桁違いのお祝い金等をポンポンと支払った為 神様がご用意して下さった予定金額に達した後は収入は激減されました
湯水の様にお金をばらまきますと その時は皆にちやほやされ気持ちが良いものですが ばらまくお金が無くなりますと 誰も近寄らなくなる事に気づかなければいけません
この方は 大切な老後に 病気などで使うはずのお金まで 全て使い切ってしまっています
後の収入は生活ギリギリの年金のみ
あれだけ助けてやったのに 娘はお金を一円もくれない
どう思う?
と以前問われた事がありました
「あれだけしてやったのに」
という 見返りを求める言葉
これは負の流れの悪循環ですね
いいですか
困っている人を助けたり お祝いをするのは お金だけではないのですよ もっと他にもたくさんしてあげられる事はあります
自分の身の回りの後先を考えず 見栄だけの為に お金を出してはいけません
たとえ 持ち合わせが多くあったとしても 一気に出してしまわず 常識的範囲の金額をお出し致しましょう
以前 私の父が亡くなりました時 父の知り合いという方から父からの預かり物を返したいと連絡がありました
私は早速 お礼の品を持ち 京都まで出向きました
待ち合わせの場所に現れた方は ダボダボのコートを着、酷く痩せたお爺様でした
お茶を飲みながらポロポロ涙を流され 今 生活に困っています お金がありません あなたには、はした金かも知れませんが 今30万円あったらこの苦しみから抜け出せます
先月は 私の教え子がお金を恵んでくれました と切り出されます
?
お仕事は何をされてましたか? 私はそう問いましたら 大学のクラブの顧問をされていたとの事でした 羽振りの良かった時に 何千万というお金を持ち豪華な分譲マンション住まいだったと言われました
その財座はどうされましたかと問いましたら
全て株ですってしまいました
私がバカでした
と またポロポロ涙を流し泣かれます
…この女 いくら出すかな?
ふと聞こえた様な気がしたお爺様の声…
…
今回 二例のお話を書きましたが 昔から云われますね
財布の紐は固いくする
手元にお金がたくさんあっても 気を大きくしてはいけないのです