昨年 父が亡くなり お葬式の後、私はそう決意していました
当時の私の実家の中は あり得ないくらいの量の母親の衣類や物が溢れかえり 、その衣類を仕舞うタンスは増えていくばかりの状態でした
置き場が無くなったタンスは重ねて置かれ 京間の八畳間の元私の部屋は 隙間がないほど母親の衣類で埋め尽くされ それでもまだ服が欲しいと どんどん増やしていた状態でした
ですので父のお葬式後皆様で頂く食事も、タンスに囲まれた狭い部屋の中で頂いてもらい、窓の外は大きな物置があり圧迫感この上ない家でした
…
どんな事があっても 家は家としての機能を果たしたい このまま物置となってしまうのは絶対嫌
そう思いながら この一年 時間があれば母親の贅沢品をひたすら片付けて続けて来ました
初めは大きな物置の下敷きになっていた坪庭を復活
物置の中にありました母親の贅沢品は全て処分 タンスの中の小物もほぼ全て廃棄 優しかった父の少ない衣類は 全て整理をし 私が保管
この一年 ご近所にお住まいの大工さんや電気屋さんに電気系統のチェックや改装 を依頼
植木のお世話や掃除等はこちらもご近所の皆様が 一生懸命
して下さり 母の新品もしくはそれに近い状態の着れそうな衣類はご近所の皆様や 長女が二階の和室にブティックを作り 法要後 親戚の皆様が かなりの量をお持ち帰り下さり やっと整理の目処が立ちました
掃除中 父宛に母のメモが出てきました
内容は「お父さん 服の整理はお父さんだけやと大変やから 九美子にさせたらええ」
でした
(^-^;)かなりむ…ムカつきました
お父さんの年金は自分の衣類で使い果たし 蓄えも一円もなく わがままを言い続け 現在入院中も「新しい服 服欲しい」
これは重症化した買い物依存症です
ローンにローンを重ね 全ての支払いは私
好きなものを購入したいという感情は分かりますが
いいですか
購入後の品物を残しますと 後の者に迷惑がかかるのですよ
残して喜ばれる物でしたら良いですか 我が好みで買った衣類は 誰も欲しがりません 思い切って 今から処分していきましょうね

光が入る部屋
初めて顔を合わせる親戚の皆様もおられる中でのお食事
50年ぶりに来たよ
そんなお声も聞きました
私の夢が叶った法要
父へのプレゼントです