子供の命は親の所有物ではありません | kumikoのブログ

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吉田九美子(四柱推命鑑定士・医学気功師・除霊師九氣.遠隔治療技術士)は、人のお役に立つためのブログを書かせて頂いております。人生の歩みの方向性を見失われた方、霊に悩まされておられる方等、様々なお悩みを解決し、アドバイスもさせて頂いております。

今から十年前
私は有る事情により 子供三人を連れ、住み慣れた家を出ました
その時、私達親子は心や体に深い傷を負っていました

私達親子は、夫との生活に心から怯え、辛い環境の中で生きて来ました
でもその生活も限界に達し、自宅を出る決意を致しました

子供を連れて家を出るという事は 母親に取りましたら相当な覚悟がいります
それは、これからは 自分一人の力で 我が子を成人にしなければいけないからです

どんな薄情な夫でも
居ると居ないとでは大違いで 例えば 入院をする時の保証人や 夫婦間で済む事が 他人に頼まなくてはならなくなります
夜中に体の具合が悪くなっても、病院へ連れて行ってくれる夫は居ないのです
私の場合は、私の実母が私に対し 異常な嫉妬心を持っていましたので 実家にも帰れず 本当に相当の覚悟を持ち、くくれるだけの腹をくくって自宅を出ました

当時住んでいた地域性もありますが 私達が住んでいた場所は母子家庭には冷たく 自宅を出てからは子供の友人関係も変わっていきました

それでも 子供を連れて家を出た以上 親の責任として 弱音を吐いてはいけない
弱音を吐いてしまいますと 自分自身を支えている軸が崩れ 家を出た事や離婚をした事を後悔するからです
弱音を吐くなら 離婚をせず その場に留まり 耐え抜く為の腹をくくらなければいけません



たまに、親が生活に疲れて自ら命を絶たれる場合がありますね
その時に わが子を連れて無理心中を決行される親御さんもおられます
遺書には 子供を置いていくと 可愛そうだからと書いてある

可哀想

本当にそうなのでしょうか?
きちんと我が子に、生きていく自信がないからと確認を取ったのか
生活に疲れたのであれば 行政に相談する心の余裕はなかったのかと 私は考えます
夫との死別であれば 尚更で 国は遺児家庭には温かな援助もして下さります

自分が死んで居なくなれば 確かにお子様は嘆き悲しまれると思います
でも 子供は一人でも強く育ちます
強い大人に成長します
自分一人で悩まず
誰かに相談をして下さい

神様はその人が越えられない問題は与えない
必ず悩みの迷路からの抜け道はあります
子供は親の所有物ではありません
子供には 生きていく権利があります

親は、その権利を奪う事は許されません