本日は満月ですね
美しいお月様の光に誘われて ベランダに出てみました
月光が染み込んだ外の世界は 静寂という言葉がぴったりな藍色の空間
懐かしい思い出が弾けます…
私が幼少期の頃に
父は国民百科大辞典という 大きな辞典を私と兄の為に買って下さり 私に読み方を教えて下さっていました
漢字はもちろんまだ三歳ですから、ひらがなも読めません
でも父は写真や絵を見るだけで良いから辞典にに慣れなさいと言いました
私は毎日一生懸さし絵や写真を覚えました
その中でお月様の写真が本当に印象的で神秘的でした
何故穴だらけなのか父に問いましたら
父は丁寧に教えてくれました
私はますます辞典が好きになりました
大きくて重いですから、いつも膝の上に置いて見ていました
ですので 私が幼稚園に通う頃には 他のお友達より正確な知識を豊富に持つようになりました
どうして辞典が好きになったかといいますと 辞典は毎日一人ぼっちだった私の唯一の友達だったからです
私は毎日辞典を開いては 空想の世界に逃げ込んでいました
母はよく兄だけを連れてお出かけをし 家にはいませんでした
当時の私は３歳
私なら ３歳の子を一人残してお出かけなんて出来ません
母はそれが出来る人でした
お陰様で 私は本当にたくましく育ちました
このたくましさは 今しっかり役に立っています
ごめんなさいね
お話がそれましたね
それでは皆様
また素敵な明日の為に
お休みなさい
(^-^)