この方は大阪で生まれました 父親は穏やかな性格ですが 母親は直ぐに手を挙げる性格で この男性は子供の頃から、よく頭を叩かれ育ちました
二十歳になるかならない頃 年上で夫がいる女性に騙され 結婚詐欺に合いますが 最終的にはこの女性と入籍
やがて子供が二人産まれますが すでに夫婦仲は冷め切り お互い別のパートナーを選び 新しい生活をスタートさせました
でも男性は 置いてきた我が子を慕い 新しいパートナーと子供が邪魔になり、母子の頭や顔を叩く暴力が止まらなくなる
やがて 男性は他の女性に逃避 再婚した妻や連れ子に精神的苦痛を植え込み 離婚
その後 他の女性と入籍はしませんが 遊びを含めた 楽しい人生を十年以上続けます
再婚はもうこりごりで 男性は 結婚を迫って来たこの十年付き合った女性と別れ 一人となりました
一人となり 初めて自分の周りの人間には 家族がある事に気づき 自分も以前持っていた家庭を懐かしむ様になりました
でも 今からまた新しい女性と結婚し 家庭を持つには 年齢が追いつきません
懐かしむのは 二度めに結婚していた時の家庭生活 そしてその時に生まれた子供でした
あのまま自分が浮気をしていなければ
あのまま自分が暴力を振るっていなければ 我が家と妻や子がある ごく普通の生活を営んでいた…
これからの老後の時間を どうして埋めていけばいいか 今は考えなくても この先に必ず不安として来る
先妻との子供とは 連絡が着かない
後妻の連れ子が大人になってから たまに会ったりし 自分が暴力を振るってばかりだった事を心の中で詫びていた
後妻の連れ子は 度々受けた暴力で一生傷を負い成長していた
笑顔であっても 心の中は その傷の深さで義父を許す事は考えられない
…
成長を途中から見れなくなった我が子に会いたい
家庭の味が懐かしい
帰ったらすぐに夕食が食べれて お風呂が湧いていた
こんなに大切な物に どうしてあの時気づけなかったのか
無くして しかもかなり時間が経ってから…
いいや 本当は なくした時、直ぐに気づいていた ただ 意地を張っていただけだ
別れた妻に会いたい
我が子と寝たい
今ではそんな夢のような事が 普通に毎日出来ていた
…
現在離婚をお考えの方
もう一度 読み返し 答えをお出し下さい
無くした物は
直ぐには戻ってきません