昨夜も 仕事が終わってから 急いで自宅へ帰り お洗濯をした父のパジャマやタオルを畳んで用意し 病院へ走りました
面会時間は午後八時迄 いつもギリギリ飛び込みです
目が開かない父に 毎日「お父さん!ただいま♪」と声をかけます
お顔や手足を拭いてあげ、今夜も色々話す事があり なにから話そうかな…
そんな事を考えながら病室に入りますと 看護師さんが 父のお世話をして下さってましたので 病室の前で待つ事にしました
その間に 病院の廊下を歩き いつもドアが開いていて、気になっていた大部屋の前まで来ましたので、少しドアの外からお部屋を覗いてみました
そこで私は初めて気づいたのです
大部屋には女性が三人入院されています
そうです…
いつも同じ姿で いつも寝たきりで 全く動いておられない
そしてその中のお一人は 私よりお若そうな方でした その方の手は拘縮していてお顔の表情はずっと同じでした ただ まばたきだけはされていました
ここのお部屋は寝たきりの方ばかりのお部屋だったのです
看護師の私の長女が言っていた
お母さん 入院されてる意識不明の高齢の患者さんは みんな表情が似てくるのよ みんな同じ顔に見えてくるの
…
その言葉が頭を巡ります
私の父は?…
本当に 父は自分の意志では目を開けられませんが ただお昼寝をしているだけの様な そんな軽い寝顔なのです
でも寝たきりの方と同じ顔じゃない
目が開かなくて
四肢麻痺と意識不明という診断なだけ…
それより 私の胸を打ったのが 先ほどの私よりお若い方が 瞼が動く意外は全く反応が無い様に見えるという事でした
もちろん食事も鼻からのチューブです
この方に お子様やご主人様やご両親は…
そう考えますと 皆様が 私にいつも言って下さっていた
九美子さん 無理しないでね 体 気をつけて下さいね
そのお言葉が胸に広がります
その通りなのです
人の言うことも聞かず 無理ばかりをしていますと 父の様に倒れてしまい 子供に迷惑をかけてしまうという事に私は心から気づけました
皆様 本当にありがとうございました 今回の色々な事を見たり体験して、自分の体も大切にしなければいけないという事が分かりました
ですから皆様も 必ずご自分を大切になさって下さいね
これは人ごとではありません
…