本日は 京都へ帰り 父の住民票の転出手続きや 銀行その他の支払い、書類の整理をし 出張鑑定を一件仕上げ 山科にある病院に転院した母を見舞いに行きました
母とは一月ぶりの再会です
病院の長い通路を歩き 奥のフロアの先の病棟へ
そして母のいる部屋に案内され 室内を見渡しますと かなり広く感じる部屋が目の前に現れました
母を捜しますと、窓側のベットの上で 母はぼんやり目を開けて横になっていました
お母さん
そう声をかけますと
遅かったね
お母さんはずっと九美ちゃんを待ってた
と言いました
ごめんなさい。病院が遠くなったから来れなくなったの
と伝えました
お父さんは?
母は父の事を心配していました
今まで 自分の事しか言わなかった母
父を心配するなんて 想像もしてませんでした
…
九美子の名前は お父さんとお母さんでつけたんやで
九つの美しさを持つ様に つけたんや
九美子… そう言って母は泣き出しました
今までは 涙が出ないから泣けないと言っていたのに…
母は 家に帰りたがっていました でも お世話をしてくれる父はもう家には居ません
私もそれを思うと 胸が張り裂けそうになりました
母の手を触りますと少しふっくらとしていました
母は新しい病院で 確実に人としての感情や優しさや思いやりを持ち始めていました
これは遅すぎたのか どうかは分かりませんが 父に対して 心配の心を持ってくれた事が 嬉しいと感じました
…
本日は 親戚の叔母と叔父とゆっくり話す事が出来ました
九美ちゃんの事があってから 私達も お金はきちんと貯めて どこに何があるか 書いておこうと思ったの
個室だと 1ヶ月三十万円かかる
お葬式代や入院費
子供に迷惑をかけないように 置いておかなければいけないと思ったのよ
そうおっしゃりました
またブログの読者の皆様からは
親を以前より大切に思うようになりました
親孝行をして来ます
両親を食事に連れて行きました
両親に服を買ってあげました
両親と旅行へ行きます
その様なご報告を 本当にたくさん頂きました
お父さん…
皆様が ご両親を今までより更に大切になさってるのよ
何だかホッとしますね
いつか私も また親孝行をしますね
お父さん お母さん
(^-^)