今 ほとんどの病院では、急性期以外の入院患者様は３ヶ月経ちますと転院しなければいけません
私の両親は共にその時期に来ました
両親の転院先を探すのも 共に京都在住ではないため 少し大変でした
でも 本当にたくさんの皆様のお力添えのお陰と 兄も頑張ってくれまして この度両親とも 転院先が決まりました
父は明後日 京都から名古屋に
母は明明後日、中京区から山科区の病院に転院します
両親を最後に会わせてあげたい
私は兄にそう頼み 母の転院先の病院への診察日に 二人を対面させてくれました
私達兄妹は 両親の為に 出来る限りの事はしたと思っています
母に対しては 兄と共に 生涯許されないほどの苦痛を与えられて来ましたが 年老いて 小さくなった母を 恨み通す理由もなく これからは兄と共に支えていってあげたいと感じました
先日 私は母から初めて
お父さん 許してや…
と 謝罪を口にした姿を見ました
少なくとも 私が生まれてから 母の口から出る謝罪の言葉なんて一度も聞いた事がありません
将来の老後の資金や病院代も全て使い果たし 自由奔放に生きてきた母
九美子 入院代ごめんな…
そう母は私に言いましたが この件だけは
ごめんでは済みません
そう言いました
でも言った所で環境が変わるわけでもなく 物事は先へ進めなければいけないので
入院に伴う多額の個室代や交通費の支払いその他は 融資を受け 済ませました
昨夜は京都の実家に泊まり 実家のお掃除やお仏壇へのご挨拶
本日は ご近所様へのご挨拶と両親を見舞い その足で名古屋へ帰ります
こんな時でも
両親が生きていてくれるからこそ 頑張れるのです
私達はこれからも いくらでも親孝行が出来ます
私を産んで下さった両親
兄と共に出来る限り 尽くしていきたい
それが落ち着いた今 兄妹でやっと手にした答えです