毎週 京都に帰ってきて 両親のお世話 大変ね
私がお風呂付きの夕食をご招待するわ
そう言って 私の高校時代の時からの親友美佐子さんが 私にお電話を下さりました
そのお風呂とお食事の場所は 京都の穴場だそうです
宿泊も出来ますので
京都へ行かれる皆様は 是非一度ご検索下さいね
お風呂の名前は「誠の湯」
京都の壬生川通り
五条と七条通りの丁度真ん中辺りを西に入ります
新撰組で有名な壬生寺も徒歩圏内にあり 静かな京都の住宅街にある隠れ宿でもあります
素泊まりも出来るそうです 建物は美しく 大変気持ちのいい設備でした
私の親友は
九美子が食べたい物を何でも食べてねと言ってくれましたので

二人で湯豆腐御膳を頂く事にしました
食事後は この建物の上の階にあるお風呂へ
浴場は二階建てとなっており 桧風呂が印象的でした
上の階は 広い露天風呂があり 富士山の岩盤を使っていると説明書きがありました
親友と私は 本当に長いつき合いで お互い同じ様な人生を歩んで来ました
私が医療ミスの手術で 内臓にダメージを受け 命が危なかった時も 九美子 何が食べたい? と聞いてくれて
私が、最後にカニが食べたいと言いましたら 本当に京都の七条通りの市場で特大のカニを買って カニ酢とカニフォークまで付けて わざわざ神戸まで入院している私の元に届けに来てくれました
このお話は以前にブログに書いていますが、 当時の私は体が何も食べ物を受け付けない状態で 遺書まで書いていました
研修中の看護師さんのおかげで 何とかおうどんを食べれるまで回復しつつある時でした
お見舞いの品のカニ
(^-^;)
親友が帰ってから 私は 消灯まで隠していました
もし 看護師さんに見つかってしまったら大切なカニは没収されてしまいます
何回か先生の検診や巡回
私は重篤患者でしたので 点滴も複数交換
ずっとカニがばれないかドキドキしていましたら 不整脈と動悸と書かれていました
やがて迎える深夜
私は急いでカニを分解し お皿に盛り付けカニ酢で頂きました
その時は とにかく早く頂かなくては
と 何故か急いで頂きました
…
このお話は今では懐か思い出ですね…
いつか恩返しがしたいです
美佐ちゃん これからもよろしくね