お母さん 私がおじいちゃんを看るよ
お母さん 僕 京都に行くから
私の長女と長男は 私が毎週京都へ帰り 両親の世話をするのを見かねて声をかけてくれます
でも私は 私の両親の事ですから私が看ます 大丈夫だからね
そう言って断ってきました
でも やはり心配をして 子供達は京都へ来てくれます
昨日。一緒に暮らしている次女奈々が私に言いました
たまには仕事を休みなさい
予約の無い日もあるのでしょう?
ご予約の無い日は ストラップを作ったり チラシを作ったりするからお店に行きます
そう言いましたら
奈々の顔が全く別人の表情になり
人のいう事も聞かず
自分で全て責任を取り 何もかも一人でしようと考えるのは ただの自己満足
もっと人の話を聞く耳を持たないと 倒れて人に迷惑をかけてからでは遅すぎる
おじいちゃんがそうであった様に 自分もそうなるつもりなの?
…
その言葉を聞き 私は初めて 無理をして母の世話ばかりをし 自分の体が壊れているのに 病院へも行かず 私に助けも求めず 倒れてしまった父を思い出してしまいました
そして辛い思いをして 今父の看病をしている自分の気持ちを子供達にも持たせてしまうかも知れない事にも気づけました
あまりにも人の言う事を聞かない私の心を動かす為に 誰かが奈々の口を借りて私に伝えてくれたのですね
とても16才の子供の口から出る言葉ではありませんでした
これからは お仕事の調節をし お休みが取れる日は きちんと取り 体を休めたいと思いました
奈々の口を借りて 私に伝えて下さった方はいったい誰 …?
(^-^)