順序
順番ともいいますね
順序の意味を知らなければ 例えば欲しい物が目の前にあれば直ぐに手を出し 自分の物にしようとします
それは「待つ」という学習が出来ていないからです
この「待」つという意味が理解出来ていなければ 人の物でも欲しいと思うと 自分の物にしてしまわないと気が済まなくなるのです
例えば 最近は食事とおやつの区別が付かないお子様も少しずつ増えて来ています
これは お腹が空くと ご飯の時間まで待てなくなり おやつの時間以外にもおやつを食べてしまうからです
それを許してしまう親も 待つ学習が出来ていません
家庭での日常生活は 順序を守る学習の場でもあります
子供が大人になり 親元を離れた時 迷ったり 苦労をしたりさせない為にも 少し可哀想だと感じても おやつは食事が済んでから暫くお腹を休めてから頂く
この順番を はっきり教えてあげて下さいね
お子様が小さい時に しっかり教えてあげますと 大きくなってからでも 待てる大人になれます
人と同じ物が欲しいと思えば お小遣いを貯めたり、またその範囲内で購入したり、働いて 対価を得てから手に入れます
今はこの順序の線引きが薄れて来ている様にも感じます
小さな事からでも 今からでしたらまだ間に合いますからね
ご飯の前に 子供におやつをあげないと可哀想なのではなく 子供の将来の為に あげてしまう方が可哀想な事に気づいて下さいね