先日 息子と二人でゆっくり話しました
息子は24才 今は春日井市で一人暮らしをしています
私が敷いた建設会社の社長へのレールに乗る事なく 親元を出て行った息子
その後 自ら連絡をしてくる事はなく 私は奈々と二人暮らしになり 寂しい日々を過ごしていました
息子は一切親を頼らず生きていく決心をしていました
…
奈々と二人暮らしになり 食に変化が出ました
お買い物にも変化が出始めました
息子は男の子で外仕事ですから たくさん良い物を食べさせたい
そんな思いもあり お買い物もボリュームがありましたが その必要が無くなりました時は 本当に寂しかったです
家を出た息子は飲食店の店長として深夜まで頑張り 二店舗を任されるまでになりました が 本当はどうしてもメカになりたかったそうです
メカになりたい夢を追い 飲食店を退職
たくさんのアルバイトや店員さんに慕われていた職場を離れ 就職した先は お給料が発生しない 修理工場でした
…
今夜帰るわ
珍しく息子から連絡があり ご馳走を作って待っていましたら
ガリガリに痩せた息子が帰って来ました
修理工場で働いているのに自分の車のプラグも買えないと話し始め そこで初めて毎日きちんと働いたのに お給料は2ヶ月間でたったの四万円 だった事を知りました
保険も厚生年金も何もない お金持ちの息子さんのおままごと会社に就職してしまったのです
息子は 私の元を自分の意志で出た為 苦しい生活を私に伝える事が出来ず ストレスで体調を悪くし 不安で押し潰されそうな日々を送っていました
ご飯をお腹いっぱい食べさせてあげ 奈々の高校の入学の準備のお金を息子に渡し 取り合えず生きていく目処を持たせました
私の息子の事を心配して下さった友人が 春日井市にある車の会社を紹介下さり 無事就職
でもまだまだ金銭的に独り立ちが難しい状態 そんな時に
ごめんなお母さん
俺はだめ人間や…
そうぽつりと私に言いました
親はね 子供の為なら死ぬ事も出来るのよ
あなたのためなら何でも出来る
今苦しんでいるあなたを そのままには出来ない
ね 私は親だから
そう言いましたら
僕 頑張って働く
お母さんに必ずお金返すから
ごめん 本当にごめんな
そう言ってくれました
…
今の気持ちを心に刻み 健康に感謝し
人生を歩んでね