私の京都の実家の隣には 大正9年生まれの 大変美しくお優しいおば様がお住みです
毎年お正月には お節料理をお届けし 新年のご挨拶にお伺いします
今年は我が子三人と一緒にご挨拶に伺いますと 少しお元気がなさそうでした
気になってましたので 一月の末にもご様子を見に伺いますと 更にお元気がありませんでした
…
先日 父から電話があり おば様が病院に運ばれたとの事
急におば様に会いたくなり 両親への施術もありましたので 昨日は 急遽京都へ帰りました
おば様はいつも キュウリとお茄子のぬか漬けをお作りでした
お見舞いの品は
キュウリとお茄子のぬか漬け いつも父が買って下さるおむすび フルーツ 緑茶…
想い浮かぶもの全てを買い 京都駅から病院までタクシーを飛ばしました
病室は 個室でした
そっとドアを開けましたら おば様は頼りない呼吸をされ 眠っておられます
私の気配で目を覚ましたおば様は
くみちゃん?
そう呼んで下さりました
私が小さい時から
ずっとずっと優しく声をかけて下さってました
実母の理不尽な行為や暴言で 芯から傷ついた私の話を 親身になって聞いて下さり
本当の母のような愛を感じていました
私はよく 子猫を拾って帰ってました
痩せてずぶ濡れになった子猫が 自分そっくりに思えたからです
実母は 汚いから捨ててきなさい と 毎回私を叱りました
せめて 綺麗に洗ってあげたい
そう思い よく子猫を自宅前で洗ってあげていましたら
おば様はいつも くみちゃん 何してるの?
そう言いながら 私の顔を覗き込んでおられました
昨日も そのお話を 二人で笑いながらしました
でも 私は涙が止まらない
運ばれてきた昼食は
透明のゼリーと小さなお豆腐一切れ
それから薄いレバーペースト
お箸もスプーンもお醤油もなく 閑散とした 物でした
持ってきましたぬか漬けをきれいに洗い小さく切り お醤油を少し付けて おにぎりのご飯をほぐし お口に入れてあげました
おいしい緑茶も 良い温度で入れてあげ
まず香り それから頂く
美味しい…
ご飯もおつけ物も 美味しい…
おば様は 喜んで下さりました
出来るだけゆっくり 出来るだけたくさん
頂いて下さる様イメージします
本当に少しでしたが 大変喜んで下さりました
…
また来ますね