最近 あるお客様がよく私のお店にお越し下さります
その方は緑茶がお好きですので 私は京都からお取り寄せの お気に入りのお茶をお出しします
店先で買いましたから 一緒に食べましょう
そうおっしゃり 羊羹やラスクをお土産にお持ち下さります
先生と話していると何だか不思議です
何故かこの店に来てしまうのです…
その方の奥様と私は同い年だそうです
その方は ある企業の代表の方です
生まれてから今まで 苦労を体験された事はなく 裕福層ご出身の方でした
…
事業の業績が悪くなり始め 邸宅を売却
その頃から 奥様の責めが始まり 今は精神的に支えてくれるどころか 執拗な責めに 本当にお疲れのご様子でした
決して奥様の悪口や愚痴はおっしゃりませんが にっこり笑顔で いや~本当に参ってしまいます…
そう苦笑いをされてました
この方はずっと奥様に尽くしてこられ
また お子様もこの方が大切に教育されてこられたそうです
あら
私と反対ですね
私は尽くしても尽くしても それを当たり前のように思う元夫
アイロンをあてた夫のカッターシャツに ほんの数センチのシワが残っていただけで そのシャツで 私は顔を思いっきり叩かれたり お腹を蹴られたりでした
そんなお話をしていましたら ふとその方が 先生と僕が一緒になっていたら どうだったでしょうか?
そうおっしゃりました
もし感性が同じでしたら、いつも仲良く 一緒に旅行へ行ったり お互い助け合い 生涯仲良く暮らしているでしょうね
そう お伝えしました
本当にそんなご夫婦はおられるのかな?
おられます
でも 優しい夫にはきつい妻が 尽くす妻には きつい夫がセットというご夫婦が多いですね
私も自分をよく知っています 私にはきつい男性としか 出会えないのです
…
話は変わります
あなたは今からが出発です これから来る流れは受け入れて下さいね
はい 僕は案外大丈夫な気がします
良かった 全て受け入れられたら 大丈夫
私も会社を倒産させています 従業員やそのご家族の事を想うと 毎日苦しく 宗教にまでしがみついた事もありました
でも、今は笑顔の私があります
人生の波
乗り越えられない物は 目の前には現れません
大丈夫ですからね
そうお伝えし お見送り致しました
今に感謝ですね それに 気付くと苦難は消滅します