もう 数年前になりますが 私がまだ名古屋に来る前に 親会社が、生前 病院の院長先生が暮らしておられたご自宅の取り壊しを請け負いました
院長先生の息子さんは 全て処分して
そう おっしゃったそうです
社長と下請け業者が そのご家具や雑貨をご自宅からどんどん出していきますと
頂いたまま 包みも開けていない 高級なお酒類 先生の沢山の背広 記念品 思い出のアルバム …
生前 全て大切に仕舞われていたものばかりが多量に出て来たそうです
中には 30年以上前の固形の石鹸やお砂糖もあったそうです
ご自宅も広いですから その山のようなお品は 全て屋根裏倉庫に仕舞ってありました
片付けは大変だったと社長はおっしゃってました
そのお話を聞きました時ふと 両親の事を思い出しました
私の実家にも
山のような両親の人生の人跡があります
先日 父に聞きました
お父さんにもしもの事があった時 この山のような置物や母の衣類はどうするの?
お前が処分してくれ
無理(^-^;)
はっきりそう言いました
大切に置いていても
使わない 見ない
自分が満足して置いていても 必ず後の者に迷惑をかけてしまうかも知れませんね
私は 物をあまり買いませんが、捨てるのがもったいなくて
捨てれない為 今家の中を見回しますと色々なお品が多いです
衣類も 捨てるのが可哀想に思えて… 私は洋裁が出来ますから リフォームしたり ボタンやファスナーだけは外したり…
つまり思い切って捨てれない…
かと言って 置いておくと 後の者に確実に迷惑をかけますね
この事に 今 気づきました (◎o◎)
私はまだまだ人生が長いですから 今からゆっくり時間をかけて いらないものを
処分し 頂き物のお品も 早々に使い切ろうと思いました
出来なければ お家に保管せず 知り合いや子供におすそ分けしてあげればいいですね
30年前の固形石鹸
少しだけ会社に置いてあります。手に取りますとすっかり色あせて 香りも変わっています
何のために この世に生まれてきたのかな…
使われずに大量に処分された石鹸やお砂糖のお話を社長から聞き 胸がとても痛くなりました
…
我が子には この想いは持たせたくないですね
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