九美子家では
猫ちゃんとモルモットが 同居人です
モルモットは
お母さんのモータン 長男のタイツ 長女のミルク の三匹です
長男のタイツは
生まれた時の毛皮の模様が 黒いタイツを首までスッポリはいたような 可愛い柄でしたので タイツと名付けました
タイツは生まれたその日からわんぱくで よく食べよく眠り
ママにべったりの
可愛い 本当に可愛い子でした
現在は会社にゲージを置き そこで暮らしています
事務員のお姉様によく懐き 私より 事務員お姉様がお気に入りだったタイツ
先ほど 夕食をあげに 会社へ行き ゲージの上のござを開けましたら…
タイツが冷たくなっていました
タイツ！(T_T)
びっくりして抱き上げましたら
目にいっぱい涙をためて亡くなっていました
急いで心臓マッサージをしましたら
硬直した体は柔らかくなりました 汚れていたお顔を拭いてあげたら 生きていた時と同じ顔になりました
でも…
でも冷たい
体は冷たく 抱き上げるとあんなにいやがったのに 今は私に抱かれるまま 動かない
タイツを抱きしめて急いで家に帰り 奈々に知らせました
モルモットではありますが 私の家族でした
少し怪我をした跡もあり お薬を塗って 包帯を巻いてあげました
命の灯が消えた体
元気だった時の残像が走ります
五年間生きました
寿命を全うしたと思いたいです
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