人間は 物事を自分中心で観がちですね…
親しい知人から
相談を受けます
そのお話の内容が
明らかに知人に負があると判断しました時
あなたはその知人を責めますか?
責めながら 自分の意見を話しますか?
このパターンは
色々な状況に当てはめられます
例えば 配偶者や親友の裏切り
金銭問題
相手が悩みを打ち明けるというのは
本人も相当悩み 憔悴しての事だとご理解下さいね
話を聞いた当日は
自分の感情はなるべく出さないで お話しを聞いてあげるだけに致しましょう
悩みを打ち明けた当人は かなり心傷ついた状態です
この傷は日にち薬で治りますが
悩みを打ち明けたその日に 相談に乗ったあなたが 相手を責めると その相手の心の傷は更に広がり 今度は悩みを打ち明けてきた相手と、悩みを聞いたあなたとの人間関係がこじれてしまい、修復が難しくなります
話は聞き上手がいい
そんな言葉がありますね
相手のお話は
ゆっくり聞いてあげましょう
聞いてあげながら
その時に自分から出た感情を観て
自分を知りましょう
つらい体験をした人は 一番に 話を聞いて欲しい人に話します
でも その相手に罵倒されたり 責められたりしますと
もう その人には自分は理解してもらえないんだと 認識してしまいます
人間は 感情の動物
いつも 先に感情が出てしまいがちですが
その前に 一歩下がり 今日は聞く側に徹しようと 心に気持ちを置いて下さいね
それも 優しさなのですよ
相手の立場に立つ
これを投影といいます
自分の時はどうだったか
自分がこんな事を言われたらどんなに辛いか
先に考えるのも
相手への優しさです
このお話
少し心の片隅に 置いて下さると いつかきっとあなたのお役に立つでしょう