奈々の父が 名古屋を後にする時
奈々にそっと語った言葉です
私達は離婚してから七年が経ちます
…
私のメッセージ欄やメールには よく皆様からのご相談が入って来ます
一番多いご相談は離婚したい 別れたい
です
離婚は双方の話を聞かないと 片方だけでは偏ったアドバイスしか出来ません
そして よくお話を聞きますと、ご夫婦仲が悪くなったご年令は、やはり6の倍数の時期
細胞入れ替えの不安定なご年令の時期が多いです
ですからその時期に 勢いに乗って別れてしまうと 安定期に入る次の年から 後悔が始まります
では 九美子家の離婚の場合はどうだったでしょうか？
子供への虐待を教育だと勘違いし
感謝の言葉を知らない
男は家庭があるから安心して浮気が出来るんや
俺は釣った魚には
一切餌はやらん
こんな感じの夫でしたから、私は結婚生活は不要と判断しました。夫とは11年間暮らしてきましたが 離婚をするかしないか 自分に問う時間を作り 離婚を決心してから更に五年間 自分に問いながら
離婚へ向けて準備しました
ですから私の場合は離婚後一切後悔無く現在も過ごしております このように、別れるかどうかは必ず即決せず最低でも半年間は時間を取り、お考え下さい
…奈々の父は
心の中で もう一度 奈々や私と暮らし 食卓を家族で囲みながら時を過ごしたいと 考えているかも知れません
でも 私は 私の長女と長男を虐待し続けた奈々の父とは これからも生涯生活を共にする事はありません
長女や長男が 結婚をし 孫が出来ても ゆっくり帰ってくる実家を作ってあげることが出来ないからです
でも、奈々のためには
両親と過ごす時をこれからも作ってあげたいと思っています
…
離婚とは こういう事なのですね
離婚は半数の方が後で必ず後悔します
短時間で決定せず
必ず時間を積み
ご夫婦で必ず話し合い 答えをお出し下さいね
今回 奈々の父は 私に
ありがとう
そう言ってくれました
飯 うまかった
盆と正月が一緒に来たみたいや
奈々もいるし…
でも この生活を自ら潰したのはあなたです
私は心の中で
そう思ってしまいました それはもう決して元には戻りません
また来るわ
そう言って 笑顔で仕事先の大阪へ帰って行きました
…
元気で頑張ってね
そう言って見送りました…