先日 私の叔母が他界致しましたが その息子さん つまり 私の従兄弟も叔母の後を追うように亡くなってしまいました
従兄弟は 偶然奥様のご実家のある他府県へ転勤の辞令が出て 十何年前に引っ越して行き疎遠になっていました
奥様のご実家は
ある宗教の役員をされていて 従兄弟の実家の宗教とは 別の宗教でした。従兄弟の結婚時
絶対に奥様の実家の宗教は継がない
を条件に従兄弟の両親が結婚を承諾しました
ところが 従兄弟が余命あと少しとわかってから
宗教上の誤解があり 従兄弟の妻と従姉妹が縁を切ってしまったそうです
余命後少しの兄と話がしたかった私の従姉妹は 兄の奥様と一方的に縁を切られた為 話も出来なくなっていました
私は 思い切って 先日何十年ぶりかに従兄弟に電話をし
お元気ですか?
九美子です
そう言うと
九美ちゃんか?久しぶりやん
元気か?
俺も治療頑張ってるで!
会社も行ってるんや
そう 元気な声で話してくれました
でも 嫁と妹とちょっともめてるんや…
と 少し心配な感じで話してくれました
元気になってね!
また会いたいから!
そう言うと
おー!
早よ治るわ
そう言って話した矢先…
昨日従姉妹からメールが来ました
九美ちゃん
今日 兄の息子さんからメールが来たの…
兄の葬儀が終わったのですって… と
妻の独断で 従兄弟の身内とは一切 縁を切ったからと知らせなかったそうです
従兄弟には戒名も付かないそうです
従兄弟は父の宗派を継ぐつもりでした
でも それはもう出来なくなりました
従姉妹は たった一人の兄のお葬式も知らせてもらえませんでした…
どうしてなの?
奥様に私は問うことは出来ません
でも せめて 兄が危篤になった時
妹に知らせてあげることは出来たはず…
従姉妹は 結婚もせず、ずっと病気がちの両親の面倒を看ていました
そんな優しい人なのに
昨日は二人で泣いてしまいました
もう一度
従兄弟に会いたいです
会おうねって約束したのに
… こんなに早く、いなくなってしまうなんて
もし 宗教が違うために起こった出来事であるなら
これは神様が望んだ事ではありません
だって 宗教の元の根元は 大宇宙神
たった一人の神様から枝葉が別れ今があるのですよね
ごめんなさいね…
何故か 辛い気持ちが消えなくて…
…