今から13年前
私は遺書を書いた事がありました
苦しい体験でした
全前置胎盤のため 普通分娩は出来ません。赤ちゃんの出口に胎盤が全部かぶさり、すぐ出血もしますから 妊娠中は絶対安静です
妊娠5ヶ月で京都から神戸に引っ越して来て いきなり病院でそう告知を受けました
安静に? そういえばいつもお腹が痛かったな…とか考えてる間もなく 夏休みは元夫の子が2人おり 40日間 面倒を見ろよと言われ 我が子と合わせ 4人 プールやお買い物 外食 遊園地 毎日振り回され 挙げ句に 空手を習ってる元夫の四歳の妹の方の子に思いっきり お腹に蹴りを入れられ 激痛 痛くてうずくまってると 元夫が飛んで来て 四歳の我が子を抱き、 俺の子に何さらすんじゃ ボケ!と怒鳴り始めましたが 無視をして 急いで病院へ行きました
赤ちゃんが危ない! 直感は的中
検査の結果、私のお腹の胎盤は蹴られたショックで剥がれ、そこに出血が溜まり どんどん胎盤を押し上げて来てました。赤ちゃんはあきらめないとお母さんが危ないです。と先生に言われ、本当に神様助けて下さいを何回も心で繰り返し言いました。元夫は 芝居すんな!バカ女!しか言いませんでした。それからすぐ入院 我が子も虐待を受けてる最中でしたから 気が狂いそうなくらい心配でした
なんとか退院したものの 出血が続き又入院
いよいよ帝王切開で出産の日 普通の手術より リスクが大きい事を伝えられ 覚悟を決め手術室へ
目が覚めると 白い小さな奈々ちゃんが小さい声でタオルにくるまれ 泣いていました。 無事生まれてくれて本当によかった…
出血は羊水を含め3300cc 大出血で サブについていた先生は このお母さんは死んでしまうのではないか…と感じるくらい 怖い手術で その日 僕はショックで食事が喉を通らなかった とおっしゃってました
私は 無事赤ちゃんが生めたから 早く退院し 育児を頑張ろう!しか 考えてませんでした
それから先に起こる 苦しい出来事なんて 考えもしませんでした…
続きは明日アップ致します