この言葉は 始めの主人にはあまり当てはまりませんでした
ただ力の加減がわからず 長女の背中を殴ると ミミズばれの状態にさせていました
二人目の主人は同居して7日目から 虐待 を始めました
それまで虐待なんてテレビでしか知りませんでした
私は息子を大切に大切に育ててました
再婚した時 息子は四歳
可愛くて可愛くて…
ある日食事中に再婚した夫が 息子の腕をフォークで突き刺し 「あっ すまん おかずと間違えた」
と 言うのです
息子が 痛いと言ってわーんと泣き出すと 「ほー お前は本当の痛さを知らんな?教えたろ」!と言い 私の目の前で 小さな息子の顔面をちぎれるくらいぶん殴り跳ね飛ばしました
子供を抱え 逃げ出す時 持ってきたはずの大切な貯金がなくなっていて 逃げ出せませんでした
それから11年間 虐待は続きました
元夫は 教育をしてやってるんや の一点張りでした
最後に夜逃げを決意した日 長女は 目が破裂するくらい殴られ 顔は腫れて歪み 私もとにかく夢中で子供を三人連れて 逃げました
再婚する時はすごく優しい人で 息子も長女もよく懐いてました
逃げる時、走馬灯のようにその場面が涙で歪んで映りました。
別れてから五年たち長女も正看になり
今は一人暮らし
初めてのお給料をニコニコして持って来てくれました
これで 私を育ててくれたお父さんとお母さんに夕食をごちそうしたい
お父さんに電話するねって
ずっと虐待受けてたのに…
長女は、 叩かれもしたけど 私も悪かったんだよ それに 育ててもらった恩があるの
お父さんは優しい所もあったよ お母さん。 と言い出し 早速電話をしてました
食事の日
五年ぶりに家族全員集まりました
傷後がたくさん残る息子ですが 元夫と普通に話し なにより 元夫が 初任給でお食事に招待を受けるなんて思ってもなかったらしく 顔を見ていたら嬉しくて泣きそうになってました
長女は 父親にありがとうと言ってました
私は自宅に帰り 泣けて泣けてしまい
あの子の中では 殴られ苦しめられてきた記憶じゃなく 育ててもらった感謝の気持ちが息づいていると思うと 本当に優しい子に育ってくれたと 今でも感激しています(^‐^)
長女に伝えたいです。
ありがとう