サンメリット主催 日本初のGURU Academy: GURU RANGE OF RIGHT® Level 1のバイクフィッティング講習会を3月13/14、15/16日 それぞれ2日間の講習会を、神奈川県の東横イン 川崎駅前市役所通会議室にて開催しました。

 

【講師】

●Winston Tam(ウィンストン・タム)  Friday Bikefit

   GURUアジア地域担当インストラクター(IBFI国際バイクフィッティング協会会員)

●伏見 真希門(サンメリット)  SUN MERIT BIKE FIT STUDIO

    GURU公認フィッター(IBFI国際バイクフィッティング協会会員)

 

【参加者】 ※2回開催

●3月13~14日

埼玉県:Y's Road 本部 永平様

愛知県:BIKE EGG 杉浦様

岐阜県:自転車のウエサカ 上阪様

熊本県:しゃりんかん 奥村様

●3月15~16日

東京都:トライアスロンショップ Hi-Ridge 高嶺様、梅田様

東京都:樗沢様

 

今回はGURUの講習会として、台湾・台北在住のバイクフィッターであり、講師のFriday Bikefitのウィンストン・タムさんをお呼びし、アメリカ・GURUの講習会を開催させて頂きました。タムさんは香港生まれ、カナダ育ち、アメリカの大学卒業と異色の経歴を持ち、世界を飛び回るバイクフィッターとして活躍されています。現在はGURU Academyのインストラクターとして、また彼自身のバイクフィッテイングスタジオを台湾・台北市で運営しています。

 

各回ともGURUの理念の説明、バイクフィッティングと他のフィッティングシステムとの違いを説明しスタートしました。

GURUは人間工学的見地からの観察・解析はもちろんのこと、スポーツサイクルショップとして、フィッティング後のライダーポジションに対するフレーム選定とパーツ選びについてより具体的なアドバイスを行います。 

それはアメリカ・CSGグループの理念に沿ったバイクショップさん寄りの講習会構成になっております。インターネットでの製品流通の割合が高くなってきた現在、バイクショップさんは付加価値のあるサービス展開を求められています。

人間工学論に沿った基本的なバイクフィッティングに加え、どういった事がお客様の要望に応えたサービス展開につなげるか?を最新のモーションキャプチャー技術を使用して理解して頂く機会となったかと思います。

 

ロードバイクに乗った姿を「芸術」として、ポジションとバイク選定、その観点からの価値観を理解して頂き、バイクショップ様にとってお客様に満足を頂くバイクフィッティングをサービスとしての導き方を具体例を入れたスライドを見ながら学んで頂きました。 

バイクの見た目、ポジションの2つがマッチしたスポーツバイクがどういう状態なのかをGURU RANGE OF RIGHT®システムをしながら詳しく学べた講習会だったかと思いました。

 

タムさんは講習会の合間にクイズ形式で次々と質問を投げかけたりと、講習は休む暇もない充実した内容でした。

 

ここでGURU RANGE OF RIGHT®システムについて:

GURUではMicrosoft XBOX KINECT ONEカメラを使用して動画を基に動的なバイクフィッテングを行います。

パソコンもごく市販されている物。これら一般的な市場で販売されている機材を有効活用し、リーズナブルな導入コストでバイクフィッティングをサービスとしてスタート可能です。

身体に貼る機材についても、新たに電源が必要なものを使用せず、高感度で認識できるものを採用しています。

 

ライダーは画面に映った自身を確認できるのが強みです。具体的なバイクフィッターからのアドバイスを感覚にマッチさせるのです。

対してバイクフィッターはお客様との対話を大切にするため、パソコン画面上に映るライブビデオ映像と身体の関節に貼ったマーカーの角度・距離間を数値として確認しながらアドバイスを出すことが可能になります。

 

今回日本で初の講習会となりましたが、皆さま大変関心が高く講習内容と、モーション技術の情報量について驚いていたようでした。

また表示された情報からの解決方法も様々なアプローチがあることを学んで頂けたかと思います。

 

ダイナミックフィット(動きながらの観察:動的)の優位点はずばり「論より証拠」をお客様に示し、それをデジタルレポートとして提供可能な点にあります。

バイクフィッターもそれぞれ知識量と得意分野も様々です。自身の持つ知識をお客様に動的データを分析することにより改善点が説明し易いのが利点です。

 

同じアジア地域では既に多くのバイクショップあるいはバイクフィッターがスタティックフィット(止まった状態での観察:静的)の講習を学び、次のステップとしてダイナミックフィットへ移行しております。スタティックフィットの基本的な知識を基によりハイレベルなサービスを展開しています。

 

日本のバイクフィッティングは、スタティックフィットがいまだ主流であります。

ダイナミックフィット(動きながらの観察:動的)が利用できるスポーツバイクショップは、様々な制限と導入コスト面でのハードルが高いのが現状です。また経営者の中にはサービスの不透明なビジネス将来像ということで躊躇されているかもしれません。しかしながら海外ではバイクフィッティングが店舗経営としてのビジネスとして確立しています。

 

「より楽しくスポーツバイクをお客様に乗って頂きたい」これは、スポーツバイク業界共通認識だと思います。

そのために最高のサービスをするバイクショップ。それは世界のバイクショップが目指す将来像かもしれません。 GURUはその未来像を引き寄せたサービスになると思います。

 

GURU RANGE OF RIGHT®システムはリーズナブルな導入コストと高い信頼性のある機材とソフトウェアをバイクフィッターが使用することにより、よりレベルの高いバイクフィッテングが可能になるでしょう。

 

スライドを使いGURUのフィッティングについて説明するタムさん。

 

フィッティングバイクを使用して、世界で今後主流となるバイク寸法計測方法を学びます。
解説をするタムさん。

 

持ち込みのロードバイクのフィッティング班とフィッティングバイクでのフィッティング班に分かれ、GURU RANGE OF RIGHTシステムについて学びます。対話重視のGURUフィッティング、どういったフィッティングになるでしょうか?

 


バイクフィッター同士で解決方法を議論。 非常に有意義なところです。
見守るタムさん?(日本語全くわかりません)

ITUでも活躍している梅田選手のフィッティングを行う高嶺さん。様々なヒントがGURUシステムにより表示されます。

 


身体マーカーを正しく貼れなければ、すべてのデータが狂います。
何度も練習し、ポイントを交えて指導します。


フィッティング終了!

ロードバイクの計測寸法をレポートに記入、そして必ずSaveをクリック!それからレポートをPDF形式て出力します。

 

3月13/14日参加者様:左より伏見、上阪様、タムさん、杉浦様、奥村様、永平様

 

3月15/16日参加者:左より樗沢様、梅田様、タムさん、高嶺様、伏見

 

タムさんの人柄もあり終始笑いありの講習会でした。

終始英語での講習会でしたが、皆さんがタムさんに英語で質問したりするチャレンジ精神に、タムさんも大変感激していました。熱意は凄く伝わって充実した講習会になったと仰っていました。

私は通訳であまり良い画像を撮影する暇がなくて申し訳ありませんが、Y's Roadさんをはじめ参加者様のブログでこの講習会の事が詳しく書かれていますので、興味のある方は是非読んで頂ければと思います。3月という繁忙期の中で開催させて頂いた講習会でしたが、多くの方に参加して頂き大変感謝しております。

 

※早速下記の店舗においてGURUのフィッティングサービスが開始されます。(3月26日現在)
・東京都 トライアスロンショップ Hi-Ridge
・愛知県 BIKE EGG
・熊本県 しゃりんかん

 

次回のGURU RANGE OF RIGHT®講習会は今年秋頃開催する予定です。ご興味のある方は 問い合わせフォーム

よりご連絡頂ければ、メールリストに登録させて頂きます。

 

株式会社サンメリット SUN MERIT BIKE FIT STUDIO
伏見 真希門(ふしみ まきと)
IBFI国際バイクフィッティング協会 Level4

GURU公認フィッター

RETUL公認マスターレベルバイクフィッター、元公認インストラクター

BIKEFIT公認インストラクター

バイクフィット日本オフィシャルwebサイト

 

 

アメリカ発祥であり、モーションキャプチャー機器を使用したGURU SPORTS社のバイクフィッティングの講習会「GURU RANGE OF RIGHT®」の開催が決定しました。

 

もはやスポーツバイクショップにとって、納車あるいはフィッティングにおいて専門知識をもってお客様へアドバイスというのは当たり前の時代になりました。

スポーツバイクを楽しむという定義に対し、ただ販売するというハードの提供時代からいかにお客様に楽しんで頂くというソフトの提供について求められている時代になっているのは承知の事実となっています。

 

世界では独自理論バイクフィッティングで顧客を繋ぐよりは、正しいフィッティング理論に基づいた考え方から客観的に評価しお客様のニーズと要望へ応えるビジネス形態にシフトしています。ここ日本でもその変化がみられるようになってきました。

 

標準の測定機器を使用する基本理論を得たバイクフィッターを有するバイクショップは、次のステップとしてモーションキャプチャーシステムを採用しよりレベルの高いサービスの提供を行い、他店よりも高いサービスを提供し顧客満足度を上げていきたいとこです。

 

GURU SPORTSではモーションキャプチャー機器を使用し、フィッティング後にはレポートをお客様へ提供すことにより、お客様に満足度の高いサービスを提供できるとして非常に好評を得ています。より一歩進んだサービスを目指すショップは既に採用しています。

 

現在の3Dモーションキャプチャー機器はライダーの動的な動きを数値化して解析と評価を行い大変優れていますが、問題はコストとスペースです。

アジア地域の都市部ではバイクショップの敷地面積に対して約2.5mカメラと被験者間の基本距離をバイクフィッティング専用に割くのはなかなか難しいのが現状です。また非常に高価なシステムを導入するにはコスト的負担が大きいところです。

 

こうした中、GURU SPORTS社はMicrosoft社のモーションキャプチャーカメラ「KINECT One」カメラを使用することにより、ライダーとカメラまでの最短距離が1.7mと近く、高性能でありながら低コストでのシステム構築し、世界中の上級バイクフィッターに評価を得ています。


【実際のフィッティング風景】

GURU RORシステムを使用したバイクフィッティング カメラ(手前)から被験者までの距離2m以下。
身体にマーカーを貼りモーションキャプチャーカメラで動的解析を行います。

 

チームUKYOの選手のフィッティングでも使用しています。

画面にキャプチャーされた動画に線が乗り動的な動きを計測します。

 

ソフトウェアのトップ画面 各カテゴリに分かれ非常にシンプルで利用しやすくなっています。

 

【フィッティング画面の一部】 

ビデオ画面に映るライダー(被験者)には専用マーカーが貼られ、各ポイント同士を線で結び、撮影しながら関節角度を自動計測し画面右に映し出す。これによりフィッティングによる変化が数値として現れ評価が容易となる。

 

動画-Friday Bikefit(Facebook) 実際のフィッティングの様子をソフトウェア上で確認することができます。

動画2

 

フィッティングレポートの作成例 (画像クリックで拡大できます) PDF出力のレポートをお客様へ提供可能な上、管理も容易になります。

 

【GURU RANGE OF RIGHT®Level1 講習内容】

・人間工学論に基づく動的(ダイナミック)バイクフィッテイング、可動域(角度)の理解

・バイクフィットビジネスについて

・GURU ソフトウェアを使用したマーカーの取り付け位置の実践練習

・グループ練習

・適切なロードバイクのサイズ選びについて

・無駄のない採寸方法

・ソフトウェア&カメラのセッティング方法

・クリートセッティング方法(内反/外反ウェッジ)

・習熟度テスト

 

 ※GURU DFU(電動バイクフィッティングマシン)は使用しません。

 ※受講者個々のバイクフィッティングは行いませんが、講習内で実践練習を行います。その際バイクフィッティングマシン(GURU DFUではありません)を使用します。 

 ※お持ち込みのロードバイクを使用する場合があります。

 ウェア類・ペダル+シューズを用意して下さい。
 ※講習会の使用言語は英語です(日本語通訳有)。

 

※講習会終了後、講師よりフィッティング技術を認められた受講者に対して、GURU Academyによる公認認定書が発行されます。

※受講者にはソフトウェアの購入権利が与えられます。(全てソフトウェアは登録制です)

 

・講習費用:125,000円(毎昼食代込)1名

 

【受講資格】

特に問いません。

・スポーツサイクルを扱うショップ様、トレーナー、フィッター

・今後バイクフィッティングをビジネス、あるいはサイドビジネスとして活動したい方

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2回開催します。どちらかの回を指名してお申込み下さい。

●1回目:開催日:2018年3月13(火)・14(水)日 2日間
場所:神奈川県川崎市 東横イン川崎駅前市役所通り 1F会議室(有料駐車場有 詳しくは同施設にお問い合わせ下さい)
募集人数:8名

募集を締め切りました。

●2回目:開催日:2018年3月15(木)・16(金)日 2日間

 

場所:神奈川県川崎市 東横イン川崎駅前市役所通り 1F会議室(有料駐車場有 詳しくは同施設にお問い合わせ下さい)

募集人数8名 

残り枠5名となりました。(3月10日現在)

 

【申し込み方法

申し込みページのフォームより必要事項とお問い合わせ内容欄に「〇月〇日開催希望」と記入の上お申し込み下さい。

お申し込み後、案内を送らせて頂きます。

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【講師の紹介】

講師: Winston Tam - Fridayfit

GURUアジア地域担当インストラクター

香港生まれカナダ育ち 現在は台湾・台北市在住
カナダ・オンタリオ州でMTBレーサーとして活躍 オンタリオ州公認コーチ
過去にはUCI ChampionSystemチームのバイクフィッティングを担当
Retul、BIKEFIT、SICI、GURU、Slowtwitchなど多くのライセンスを持つ
IBFI 国際バイクフィッティング協会公認 Level4バイクフィッター
バイクフィッティングスタジオを経営する傍ら、GURUアジア地域担当インストラクターとして台湾、タイ、マレーシア、香港、インドなどアジア地域のスポーツバイクショップに対してバイクフィッティングについての講習会を開催している。


講師:伏見 真希門(ふしみ まきと) Sun Merit Bike Fit Studio

GURU Academy公認フィッター

BIKEFITインストラクター、元Retul公認インストラクター、Retul公認マスターレベルバイクフィッター、GURU公認バイクフィッター
IBFI国際バイクフィッティング協会公認 Level4バイクフィッター
UCIコンチネンタルチーム「チーム右京」、「愛三工業レーシングチーム」のバイクフィッティングを担当
海外で開催されるバイクフィッティングに関する講習会、シンポジウムに積極的に参加し豊富な知識を持つ。
世界のバイクフィッティング事に精通し、日本国内で「BIKE FIT講習会」などバイクフィッティングの講師として活動。
カナダ留学を経験し、今回の講習会では通訳兼講師としてサポートします。

 

Q&A

Q:GURUシステムを使用したバイクフィッティングを行うにあたり、予算を知りたい。

A:講習会で説明しますが、他の3Dモーション機器の約1/3程の予算でスタート可能です。身体に貼る粘着シールなど消耗品については追加購入して頂く必要があります。

Q:複数の店舗展開するショップです。1ライセンスIDで複数のPCにインストールすることは可能でしょうか?

A:ソフトウェア単位でIDとPCをインターネット経由でアクティベーションしますので不可能です。1つのIDに対し1台のPCが使用可能です。他のPCで使用する場合、別途ソフトウェアを購入して頂く必要があります。

Q:バイクフィッティングの基本を知りません。いきなりでも大丈夫でしょうか?

A:どれだけの知識をお持ちになるかは個々それぞれだと思います。バイクショップさんであれば「BIKE FIT講習会」などで基本を学ばれてから参加されることが望ましいです。

Q:このシステムは3D解析でしょうか?

A:ビデオシステムを使用した動的2D解析となります。適切なセッティングにより精度の高い解析が可能です。

Q:フィッティング後のレポートは出力可能でしょうか?

A:可能です。

Q:英語が話せませんが大丈夫でしょうか?

A:日本語でのサポートを行いますので安心してご参加下さい。

 

ご質問等ありましたらお気軽にサンメリットの伏見までお問い合わせください。

お問い合わせ先

Tel: 045-881-8110  (9:00-18:00)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

デジタル化していくバイクフィッティング業界の中で、世界の様々な理論の原点とされるBIKEFITSYSTEMS社のバイクフィッティング技法。デジタルデータを読み解くには基本的な理論と知識が必要です。独自理論に頼らない確かな知識のバックボーンを築いて頂くのが当講習会の目的です。
 

※2017年11月より米BIKE FIT SYSTEMS社より、これまでありました講習会受講人数についての制限が無くなり、私(伏見)が判断し開催することができるようになりました。

 

12月6日サンメリットBIKE FIT講習会を、神奈川県の東横イン 川崎駅前市役所通会議室にて開催しました。

 

講師:伏見 真希門

(米国BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター)

【参加者】

東京都 Lapulem 岩佐さん、太田さん 被験者: USSA Pavilly Varentin所属 中村圭祐選手

 

師走に入り街も慌ただしく感じられますね。

幸い天気も良く今回も定刻通り講習会をスタートすることができました。

 

BIKE FIT講習会は米国公認スライドでの講義の後、受講者3名の内1名がフィッティングされる側の体験者となり、2名が私の指導の下作業を行う形のロールプレイ方式で行います。

サンメリットのBIKEFIT講習会では米国BIKEFITSYSTEMS社の学説に基づいた講習システムを取り入れており、持論やさまざまな情報に惑わされることなく正しい知識を学ぶことができます。フィッティングのポイントを多角的な視点からの観察・改善方法を指導しております。
また講師である伏見はこれまでにBIKE FIT講習会、RETUL Universityを含め国内で90回以上の講習実績、のべ300名以上のプロバイクフィッターを輩出しており、その実績については、海外でも高く評価されております。世界のプロバイクフィッター達との強固なネットワークを築き、情報交換を絶えず行っております。


当講習では主に次の事を学びます。
・北米のバイクフィッティング理論(BIKEFIT)の理解
・従来のフィッティング方式との違い
・効率的なペダリングとは?
・観察方法
・見解とその答えの導き方
・対処方法
・最新のフィッティング情報
・医療界との連携について
・実践練習 etc..

 

実践講習では下記のBIKEFIT測定器・フィッティング用品の正しい使用方法と効率的なフィッティング方法を学びます。
・ゴニオメーター
・FFMD
・クリートウェッジ&ITSウェッジ
・レッグレングスシム
・ペダルスペーサー etc

★BIKEFIT ステムサイザー New!

★レーザー機器
 

 

今回は東京都でトライアスロンのコーチング活動されてるLapulemの岩佐さんと太田さんにご参加頂きました。

また被験者として現在フランスで活躍されているUSSA Pavilly Varentin所属の中村圭祐選手にお越し頂きました。

 

トライアスロンのコーチング活動を行う上で、バイクの指導でフォーム指導の中でより納得できる強い理論をお客様へ伝えることは非常に大切です。何をもって正しいペダリングなのか?を納得し理解して頂ける機会になったかと思います。

 

午前はスライドによる基本的なBIKE FIT SYSTEMSのフィッティング理論と、世界のバイクフィッティングの考え方や私が海外で学んだ知識などをお伝えしていきました。

 

休憩を入れ午後からは実践講習として受講者2名の内1名を被験者として行いました。

 

レーザー機器の使用方法、ゴニオメーター、FFMDを使用したセッティング方法、基準点を説明し実践練習を行いました。

今回は被験者として中村選手を使用して行いました。被験者としては申し分ない方かと思います。

少し緊張した雰囲気になりましたが、より注意深く細かい点まで身体アセスメントから、人間工学理論に基づくフィッティングでクリートを含むポジション調整を行っていきました。

後半には、どの過程ではどんなことに注意し、機材のセッティングや修正方法をすれば良いかをしっかり判断できるようになってきました。

特にお客様とのコミュニケーションは大切で、ポジション変更によりフィードバックや機材選定のアドバイスやケアなども学んで頂きました。

 


レーザーの基準を作っていきます。評価方法を学びました。

太田さんをフィッティングする岩佐さん

クリート調整は軽視されがちですが、ペダリングによる膝の負担軽減、足の違和感を取り除き、パワー効率の良いペダリングのため非常に重要な作業です。しっかり時間をかけて調整していきました。

BIKEFIT流のクリート調整方法を学びます。

 

BIKEFFITの計測器「ゴニオメーター」を使用してフィッティングを行います。

身体アセスメントにより、適切なサドル高を導きます。

岩佐さんのフィッティングする太田さん。

 

 

講習会途中から中村選手が被験者として登場。岩佐さんのバイクを借りてフィッティング開始。

レーザー機器を使用し、基準点作りから始めていきます。開始時の様子

 

足の前足部の傾きをBIKEFITの計測器「FFMD」を使用して計測。

個々によって傾き具合が違い、カント補正機材クリートウェッジの使用量を決定していきます。

中村選手の前足部の内反をチェックする岩佐さん。

 

Lapulemでは今後フィッティングサービスも展開する予定です。

特に女性が正しい判断に基づきフィッティングできるようになると素晴らしいと思います。女性のお客様は安心ですからね。

 

当講習会はBIKE FITの観察ポイントやお客様へのケアも指導しており、よりフィッティングを早く的確に行えるよう指導しております。

 

レーザー機器とBIKE FIT SYSTEMS社の測定器による測定方法は早く・正確なフィッティングを可能にします。クリートウェッジの効果を視覚的に確認することも容易です。

 

BIKE FIT講習会は受講者様に確実に、そして確かなフィッティング技術を習得して頂く為、少人数で行います。そのため気軽に質問し易く大変好評です。

今回の受講者様はフィッティングについての理論・機器の使用方法について正しく理解し実践できるようになりました。Level1の受講証とサンメリットのBIKE FITオフィシャルサイトの ショップリスト  にプロフィッターを示すアイコンを表示させて頂きますのでよろしくお願いします。

現在BIKE FIT講習会は遠方からの交通アクセスも良い神奈川県川崎市で行っております。羽田空港から電車で約30分、新幹線でお越しの場合もJR品川駅から東海道線で1駅です。またホテル会議室での開催のため前泊可能です。

 

お忙しい中ご参加頂きありがとうございました!

 

今回の受講者さま
左より岩佐さま、講師:伏見、太田さま (画像がピンボケで本当に申し訳ありません。。)
 

株式会社サンメリット
伏見 真希門(ふしみ まきと)
米国BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター
バイクフィット日本オフィシャルwebサイト

2017年後期 BIKE FIT講習会 【ロードバイク編 受講生募集のお知らせ

 

サンメリットの伏見によるロードバイクフィッティングのBIKE FIT講習会を以下の日程にて行います。

募集対象者:サイクルショップ様または自転車関係指導者等
(一般の方はご遠慮下さい)


◆2017年10月◆ 
 【日程】
 ●2017年10月11日(水) 定員3名

   定員に達したため募集を締め切らせて頂きました。(9月10日)

 

 

◆2017年12月◆ 回の開催予定です。
 【日程】
 ●2017年12月6日(水)

開催決定しました。

引き続き募集しております。

(11月22日現在)
 会場:東横イン川崎駅前市役所通 会議室

過去の講習会の様子はこちら

【募集条件】
①先着順とさせて頂きます。
②定員になり次第締め切らせて頂きます。
※当講習会ロードバイク編は米国BIKE FIT SYSTEMS社の規定において、各回3名揃った時点で開催いたします。
定員(3名)未満あるいは4名以上での講習開催はしておりません。3名限定となります。
開催日1週間前までに定員に満たない場合は、その会を中止させて頂きます。あらかじめご了承ください。

米BIKE FIT SYSTEMS社よりインストラクターの権限でBIKE FIT講習会の規定を決定できることになりました。

従いまして、3名以下の受講者の場合でも受講可能になりました事ご連絡申し上げます。(11月20日)

 

【募集対象者】

サイクルショップ様または自転車関係指導者等
(一般の方はご遠慮下さい)


※当講習会は更新制となっております。
2013年に受講された方は【ロードバイク編】の再受講、あるいは【TTバイク編】を本年中に受講して下さい。
2012年に受講された方は新規講習の扱いとさせて頂いております。


■□■BIKE FIT SYSTEMSについて■□■
弊社webサイト http://www.bikefit.jp

【講習内容】
講師:伏見 真希門(ふしみ まきと)
・米国BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター

・米国Retul 公認マスターレベルバイクフィッター&インストラクター

・米国GURU 公認バイクフィッター

 

《実践形式によるバイクフィッティング》
・米国バイクフィットシステムズ社公認教材による講義
・少人数でのロールプレイ方式の実践講義形式
・バイクフィットシステムズ社の測定器 FFMD、ゴニオメーターの正しい使用方法
・ステムサイジング器の正しい使用方法
・レーザー機器による観察方法フィッティング
・バイクフィットシステムズ製品(クリートウェッジ等)の正しい使用方法

講習会においてフィッティング技術を習得された方は、ショップリストにプロフィッターを示すアイコンの記載と受講証を発行させて頂きます。【BIKE FIT講習会のみ】

講習時間 10:30~1:00 7.5時間(休憩1時間)
会場 東横イン 川崎駅市役所通
http://www.toyoko-inn.com/hotel/00111/index.html
1F会議室
神奈川県川崎市川崎区砂子2-11-15 TEL:044-230-1045

《羽田空港から川崎駅まで電車で30分、JR品川駅から10分(乗り換え)》


受講料 新規受講の方BIKE FIT45,000円(1名)、再受講の方40,000円(1名)
費用に含まれるもの:教材、講義時に使用するバイクフィットシステムズ社クリートウェッジ製品、受講証
支払い方法:銀行振込のみ(前払い)

使用自転車 受講者ご自身が所有するロードバイクをご持参下さい。
(ビィンディングペダル&シューズを使用するもの)
※当講習会では、自転車の貸出は行いません。


申し込み方法
1.バイクフィット公式webサイト内のお問い合わせフォーム
http://www.bikefit.jp/contact/
よりお願いします。「お問い合わせ内容」欄に『講習会希望 ○月○日』とご記入お願いします。
募集状況に関しては、BIKE FITオフィシャルサイト
http://www.bikefit.jp
『イベント/講習会』にてご確認下さい。

2.受講者の決定
① 受理された方には弊社より案内メールを送ります。
② 定員を超える応募があった場合は、弊社よりメールにてご連絡します。

※当社が受講者としてふさわくない方と判断した場合は、お断りさせて頂く場合がございます。
③ 募集人数が開催日の一週間前まで定員に満たない場合には、中止させて頂くことがあります。
申し込み方法その他詳しくはBIKE FIT.jp トップページ右のカレンダーをご覧ください。

★ショップ様単位での出張講習会も受け付けております。お気軽にお問い合わせ下さい。

11月14、15日サンメリットBIKE FIT講習会【TTポジション編】を横浜市戸塚区のサンメリットBIKE FITスタジオにて開催しました。


講師:伏見 真希門

 

【参加者】
●北海道 自転車ライフ振興会 百田様

 

この講習会は、北米のトライアスロンにおけるバイクフィッティング理論をわかりやすく解説し、評価方法からフィッティング技法ならび機材選定など、私(伏見)の海外研修で培った最新情報を学ぶ講習会です。

米国・BIKE FIT SYSTEMS社のLevel 2の講習会として開催しております。


日本では、トライアスロン人口が増える一方、適切なバイクポジションならび、バイク選定に関するノウハウの習得が非常に乏しい状態です。また高価なトライアスロンバイクを購入して頂くには、ショップ様にとっても誤ったサイズ選びをしないよう、自信を持ってお客様にぴったりのバイクをお勧めできるノウハウは大変重要だと考えております。
これらの高い専門知識を合わせ持つ事で、より一歩進んだサービスが展開できます。

またUCIにおけるTTポジションルールについて、曖昧なりがちな設定基準などを正確に理解し、タイムトライアル競技における基準についても学習しました。

 

【この講習会で学べる事】

・BIKE FIT SYSTEMS 社のTTフィッティング理論
・北米のTTバイクフィッティングの理解
・エアロ/快適性の理解
・クリート設定
・機材選定(カタログ値の信用性)と使用条件と効果
・身体アセスメントとその評価方法
・効率的なペダリングとは?
・フィッティングから導くバイク選定方法
・実践練習 etc..
・TTバイクのフレームジオメトリーの概念
・UCI規定に準じたバイクセッティングと小柄な選手の対応方法

 

・オリンピックディスタンストライアスロンのセッティングルール
 

実践講習ではBIKEFIT測定器・フィッティング用品の正しい使用方法と効率的なフィッティング方法を学びます。
・ゴニオメーター
・FFMD
・クリートウェッジ
・レッグレングスシム
・ペダルスペーサー
・レーザー機器
・エアロハンドル・アームパッドの設定方法

・メーカージオメトリー表を読み解く

 

この講習会では短時間に非常に多くの事を学んで頂くため、バイクフィッティングマシンを利用し、作業効率的を上げて進めます。

今回の講習会開催にあたり、被験者としてプロサイクリストとして活躍するLEOMOベルマーレチームの古田潤選手に協力して頂きました。

 

1日目はBIKE FIT SYSTEMSのLevel2スライド資料や当社の用意したスライド資料で 脚長差、TTポジション理論などとともに、当社の作成したスライドなども使いエアロポジションの構成方法を学びました。午後はトライアスロンバイクのポジションを作っていきました。

2日は1日目の復習と午後からはUCIルールに沿った古田選手のTTポジションを作っていきました。

 

1日目は講義後レーザー機器を使用した、各ライダーに応じた適切なフレームサイジング方法を学びました。

身体アセスメント評価方法を学びます。

ライダー応じた、トライアスロンという長時間持続できるポジションをつくりました。

快適性/エアロの接点を身体の体幹や可動域などのコンディションに応じて提案していきます。

ライダーの乗り方に応じたサドル選び、前後調整&角度調整をBIKEFITブランドの新商品「サドルチェンジャー」で短時間に様々なサドルを試します。

BIKEFITの角度測定器「ゴニオメーター」を使用して適切なサドル高を使用する百田さん。

 

フィッティング後はレーザー機器を有効に使用しながら、バイクをポジションを測定して記録していきます。

 

2日間の講習会で、得られた知識や情報を持ち帰って頂き、今後に役立てて頂きたいと思います。

講習お疲れ様でした!

今回の受講者さま

左より講師:伏見、百田さま、LEOMOベルマーレレーシングチーム古田選手(ご協力ありがとうございました)

 

当講習会はBIKE FITの観察ポイントやお客様へのケアも指導しており、よりフィッティングを早く的確に行えるよう指導しております。

今回の受講者様はフィッティングについての理論・機器の使用方法について正しく理解し実践できるようになりました。サンメリットのBIKE FITオフィシャルサイトの ショップリスト  に氏名の前にLevel 2を示す赤色アイコンを表示させて頂きました。

弊社のBIKEFIT講習会は今回より米国BIKE FIT SYSTEMS社公認の講習会です。

今回より開催人数については伏見の権限によりロードバイク、TTバイク編に関わらずアレンジできるようになりました。

従い今回は横浜市戸塚区にあるサンメリットBIKE FITスタジオにて開催させて頂きました。

 


株式会社サンメリット
伏見 真希門(ふしみ まきと)
BIKE FIT SYSTEMS社公認プロバイクフィットインストラクター

IBFI国際バイクフィッティング協会会員

米国RETUL Certified マスターレベルバイクフィッター

米国GURU Certified バイクフィッター