文章には、お作法というか型があります。
その中で主にビジネスでよく使う型を案内します。

PREP法

その方法は、PREP法という方法です。
この方法は、以下の4つから構成されています。

P(Point)  ポイントや結論
R(Reason) 理由付け
E(Example) 事例や具体例
P(Point)  再度結論やまとめる

これらの頭文字をとってPREP法と言われています。

なぜこの方法がいいのか

PREP法での文章は、初めに結論や要点を明示しています。
これによって、聞き手には、一番重要なポイントが提示されるように
なります。
そして、結論が明示された上で、その理由付け、
具体例といった形で文章が続いていきます。
最後に同じ結論が再度明示されるため、聞き手にとって、
何の話かをスムーズに理解できるようになります。

PREP法を使った具体例

PREP法を使った文章としては、例えばこんな文章になります。

小さいことでも続けていくことが重要です。
その一歩が小さいものでも、続けることで確実に
積み上がってからです。
毎日100円ずつ貯金することを想像してください。
1日では、100円ですが、1年続くと36500円です。
ちょっとした贅沢をするには、十分な金額ではないでしょうか?
小さなことの積み上がりを実感できると思います。
できる範囲の小さなことをコツコツと進めていきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は、PREP法という文章の型について説明しました。
結論を明示して掘り下げていくという文章の型です。
説明やビジネスにおける報告などでは、使える型だと思いますので、ぜひご活用ください。

ps
余談ですが、この方法は、英文の形に似ています。
英語の文章は、この様に結論を明示して、後から理由を足していく付け足し型です。
英語の文章に慣れている方は、この型に慣れるのは早いかもしれませんね。