今日は、いつもより少し少人数での稽古でした。
まず、最初の一時間ほどは、脚本や役についての演出家の意図を確認したり、理解を深めるためのディスカッションのようなことを行いました。
丹宗さんがどのような舞台を作っていきたいのか、という想いを再確認出来た、有意義な時間でした。
各キャスト、自分に与えられた役割をしっかりと受け止められたことと思います。
まだ形しか出来ていなかったこの舞台に、少しずつ肉付けがなされたような、そんな感覚を覚えました(*´∀`)
この物語は、特別な人たちの話ではありません。
クラスに1人はいるような平凡な青年が、大きく、ではないけれど、小さく、でも確かに成長する、そんなお話です。
きっと、誰もが、自分がどうやって生きていくか、について色々な考えを持ち、日々模索しながら過ごしていると思います。この作品を観ることによって、自分を違う角度から見れたり、何かヒントを見つけられたりするかもしれません。
とは言っても、そんな難しいことは考えずに、日常生活の延長線のような軽い気持ちで、リラックスして楽しみながら観て頂ければ嬉しいです(´∇`)
そんなお話のあとは、いくつかのシーンを短めに切って少し深く稽古しました。
それぞれの色を活かしながら細かく演出づけがなされていって、一気に深みが増したなあと思います。
同じシーンでも、組によって違う演出がつけられたりしています。
これからどんどん個性が引き出されていくのだろうと思うととても楽しみです(*´∇`*)
明日のオフを挟んだ後はまたしばらく稽古が続きます。
いい作品を皆様にお届けできるよう、カンパニー一同頑張って参ります!!