階段の考え方 | あっと・はんどのふりーはんど

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神戸市にある注文住宅・リフォーム会社、㈱あっと・はんどのスタッフによる徒然ブログです。

仕事の実例紹介やイベントの案内から、各スタッフのゆるゆるなプライベートまで暴露してゆく予定です。




階段は何段で上がった方が良いのか??

それは階高次第でしょう。

建物の高さをどうするのかって事で決まります。

規格品の柱を無駄なく使うと15段は必要になります。

法律で階段の規定がありますからそれを守る事が重要ですが、

それ以上に使いやすさでしょう。

最近は「天井は高い方が良い」っていうCMしている

量産メーカーを見かけますが、あの家は天井が高い分、

階段も急勾配になっている可能性が高い!!

それか17段階段にしているかです。

コストダウンを考えている会社は13段階段が多いですね。

そうなれば急勾配階段にならざる得ない。

絞首刑の階段も13段(汗)知ってる人は作りません。

階高をサイディングの割り付けで考えると高さは

低くなったりします。その場合は14段階段になる。

全体コストを考えて階高を低くする場合も階段は14段です。

階段ばかりは体感して感じた方が良いかもしれません。

昔、15段でも大丈夫な階段を17段で設計したことがありましたが、

勾配が緩くてかえって上りずらくなってしまったという経験をしました。

緩ければいいって事でもないようです。

回り階段も6段回りなのか5段回りなのかそれとも4段なのか??

これも経験で変わってくるような気がします。

何も考えずに設計すれば6段回りを採用する事になるでしょう。

コストを考えてだったら総合的に5段回りが使いやすいというのが自分の答です。

総合的判断でしょうね??

階段は転落事故が起きやすい場所になります。

よって踏板は滑らないように加工する方が良いでしょう。


階段は2階だと当然付いてきます。

その設計は難しいものです。

ここも設計者の経験が大きな影響を与える場所になると思います。

簡単に設計すると失敗しますから要注意です。