まず今までの通院歴を書いておきます。
隣県のクリニック
1.初回。先生と心理士さんとの親と子別々の面談とバウムテスト。絵が得意なひなたはノリノリ。
2.2回目。wisc3を受けた。
3.3回目。wisc3結果をもらう。全くの正常。今後のことなど考えてF大学病院を紹介してもらう。
F大学病院(詳しくは2024年2月の記事にあります。)
4.初回。いきなり否定から入られて疲れた。でも、岡山大学病院への紹介の話も出た。家で話し合って岡山大学病院に行くことにする。
5.2回目。否定されなかった。否定から入って本物かどうか確かめられたのかもしれないと後から思った(それは不本意だったけれど)。岡山大学病院を紹介して下さいと言う。
岡山大学病院
1.初回。自分史をA4の紙に7枚ほど書いて持っていった。問診票は10枚くらい書かねばならなかった。今後の流れについての話があった。
そして岡山大学病院2回目の今回から検査に入りました。
まず身長・体重を測定し、産婦人科で血液検査。染色体検査は結果が出るのに1月ほどかかるということでしたが、ホルモン値はまだ思春期前の値とのこと。
先生も看護師さんも優しくてひなたも安心していた。体重を計るとき、
「ポケットに重いものを入れていたら出してくださいね。」と言われて、ハンカチを出すから、
「それは出さなくてもいいのでは。」と私が言うと、
「これが一番重いんですよ。」と持ってふらつくひなた。
腹に塗るゼリーを見るとひなたは、
「それは食べられるかどうか食べてみて下さい!」
看護師さんも少し関西のノリの方だったので良かった。
次に小児科で話をしたあと身体を確認。ここは、医師の診察ということと、今後のために仕方ないとひなたも割り切れていて大丈夫だった。
先生も聴診器に興味を持つひなたに聴診器を貸してくれた。
そして、精神科では、
「椅子でグルグル回って遊んでしまうので、こっちの四角い椅子がいいです。」と丸椅子から隣の四角に変えるひなた。
まあ、いつもの全開な態度でした。
どの先生もダメとか言わなかったけれど、それにしてもよくそんなことが言えるとつくづく感心するのと同時にハラハラしました。性格って親に似ませんね。
ホルモン値はまだ思春期前ということで、次の検査は半年後で良くなったけれど、その前にwisc4を受けないといけないとのことで、次は3回目の受診に行ってきます。前のクリニックで受けたwisc3じゃダメなんだそうで。新しいヴァージョンじゃないと、って。往復にも相当かかるから大変です。もし岡山大学病院に行く前にジェンダークリニックでwisc4受けられてたら受けなくて良かったってことですね。
生まれてから何度かある定期検診でも、学校でも1回も発達障害とか問題があるとか言われたことなくてもこれは受けないといけないとなってるんですね。まあ、勉強のさせ方の参考になるからいいか、と前向きに考えています。wisk3で処理速度が高いタイプ(この記事でも分かるくらいに深く考えないでポンポン切り返す性格も含めて)だと分かってるんですけどね。
二次性徴抑制剤だったり、思春期後の人はホルモンだったりする場合は、その前にまず面談、そして発達検査と血液検査が必須、時間がかかるから別々の日にということになっています。
二次性徴抑制剤かホルモンかをすると決定してからは、泌尿器科受診とセカンドオピニオンが必要となっています。二次性徴抑制剤は保険が効かず毎月1~2万だそうで、思ったよりは安いですが、貧乏人には通院含めてなかなか大変です。
また病院の件については、きっと知りたい方もおられると思いますのでおいおい報告します。
追記
血液検査だけでなく、心電図と尿検査もあったことを付け加えておきます。
追記2
日本では、性別不合の診断に知能・発達検査のwiscも受けるようになっています。これでもし発達に偏りがあるとされても、だから治療が出来ないというわけではありません。