色々と忙しかったので少し間が開きました。


小3も終わりです。しかし、終業式ではとてもショックを受けていたひなたでした。公立小学校の先生たちは大体3年で転勤し、他校に行くことになるのですが、校長先生、教頭先生共に転勤になり、ひなたが大好きだった隣のクラスの担任(2年生の時担任だった)も転勤になり、苦手としている現担任が残ることになりました。まあ、クラスで色んな問題が起こっていたのでまさか継続で担任とはならないと思いますが不安が残ります。


カミングアウト後は、もう誰も性別のことは言わずに、男の子として扱われ、学校で起こっていた腹痛も治り、昼休みは元気にドッジボール、雨の日はにゃんこ大戦争やカービィの絵を描いてバトルと友達と楽しく過ごせていたのですが。

4年生になってまた担任が同じなら1年間学校休む!と言う状態で。ひなた個人の性別の扱われ方問題は解決しても、


「4年生になって担任が変わらないなら学校行かない!」


そう言いたくなるほど1年の間にどんな問題が起こったかというと、クラスではひなただけの問題ではなく、大量の事件が起こっていました。


ひなた個人はクラスの嫌な子に足を踏まれたり、ものが失くなったり、計算が速いのはズルと言われたり、サッカーの仲間から外されたり、向こうに行けと言われたりしましたが、その嫌な子は他の子にたいしてもそうとうに激しかったようです。(その子のしたことと確定しているわけではありませんが、ほぼ間違いないだろうという状況証拠はある状態。まわりの子も影響されて荒れまくったクラスになりました。)


文房具をゴミ箱に捨てられた子、ノートを破られた子、机に「○ね、あの世へ」と書かれた子たち、学級文庫の本にはコンパスで穴があけられる。集団で責められたり殴られていた子もいました。そういうことが続いた3月、とうとうその学級崩壊の主犯格は机の中をお茶びだしにされ、シューズを隠されるということが起こっています。


また、クラス全体も授業中は話し声が大きすぎて、隣のクラスも授業中なのに隣のクラスの担任まで注意をしにくる状態で、テスト中もうるさいとかでさんざんでした。

そんな状態なのにきちんと注意出来ない先生はなめられていました。主犯格は先生にも「○ね」と言ったりしてたそうです。


ひなたがスクールカウンセラーに、クラスがテスト中までうるさすぎるなどと訴えたことも、教頭先生によるクラス全体への聞き取りに繋がったかと思います。1人1人が起立して、クラスの問題点を言うことになったそうです。校長先生に伝えると言われたそうで。クラスにも代わる代わる他の先生が様子を見に来ていたそうです。恐らくそれまで担任は上への報告もしていなかったのでしょう。その後に「お茶びだし事件」の聞き取りがクラスで1人ずつされたそうです。ひなたはいつも水しか持ってきてないので白でした。


終業式、有能な教頭先生は転勤。恐らく昇進されて他校へ行かれるのではないかと。情報の引き継ぎはなされるでしょうが、次はどんな管理職の先生になるのか、担任が誰になるのか、それによって荒れまくった新4年生のクラスは大きく変わると思います。


とにかく試練の時だった3年生は終わりました。