1つ前の記事と前後編にする予定でしたが、つなげなくてもよさそうなのでタイトルを分けました。
ひなたは今、男の子の身体に近づくための努力を欠かさずしています。毎日の習慣として身体を動かすことは健康にも良いです。
具体的には、まず、なわとび100回。
なわとびは身長を伸ばす効果があると言われています。それと、セノビグッドというサプリも食べています。
次に、腕回し100回。水泳のクロールの動きです。
水泳をしていると肩幅ががっちりなります。ひなたは3年生の時まではスイミングをしていました。
ひなたが性別違和を自覚した秋以降は、スイミングスクールの方に性別違和についての事情を話しましたが、丁寧に対応してくださり、カーテンのところでの着替えを提案されました。それは、施設に別室がないことで、それ以上の対応が出来ないからとのことでした。
ひなたは、ジェンダーレスな水着、ラッシュガードを着て、女子更衣室のすみのカーテンのところで急いで着替えていました。そして、友達には「トランスジェンダー」であるということを説明しているのですが、色んな子達が来るので、学校でのカミングアウト前のように、よく理解してもらえなかったり、冗談にされてからかわれたり、それによって傷つくことは今後出てくると思いました。それにジェンダーレス水着といえど二次性徴が始まればまたつらくなってくることも予測できます。
どちらにしろ元々、そんなに長く続けさせるつもりもなかったので、やめることを提案し、ひなたも受け入れました。
それで、毎日腕回しをすると、水泳をしているのと同じような肩幅に近くなるだろうということを考えたのでした。
あとは、女性ホルモンを抑え、男性ホルモンを増やすブロッコリー、キャベツを食べることですね。カリフラワーもそうですが、家では使いやすいブロッコリー、キャベツを主に食べています。ひなたはそれまでキャベツはそんなに好きでなかったのが、男性ホルモンと聞いてからは積極的にキャベツを食べるようになりました。同時に牛乳はとりすぎると二次性徴が進み、生理が早く来るというデータがあるので控えます。学校給食の分だけで、あとは「ごまごま小魚」などを食べてカルシウムをとっています。女性ホルモンを増やす大豆食品も、元々豆腐が好きじゃなかったこともあるけど控えています。
二次性徴は岡山大学病院まで行くことで、抑制剤の投与を考えていますが、そういう風に親の力がないとどうにも出来ないこと以外は、本人に主体的に行動するようにと伝えています。
身長は二次性徴前にも関わらずこの1年で7.3cm伸びました。
同時に去年の9月に出来はじめていた胸の成長はじめらしいしこりが3ヶ月でなくなっていたのです。胸のことを思い出す度に荒れていたのが一時的にすっきりしています。もし出てきても、今なら「岡山に行くから大丈夫」と声をかけられます。
胸の成長がなくなったこと、これは一体どういうことだろうと気になって調べましたので、次回の記事で書きます。
それから、
○隣の県のインタビューに答える
○男子だから徒競走は男子と走りたい
○友達の男の子(身体は)はキュロットスカート
を予定しています。