夫の仕事関係の知り合いにゲイの人がいるのですが、その人は最初に皆の前でいきなりオープンにしてきたらしく、最初は引く人もいたらしいです。けれども、時間がたつと誰も気にならなくなっていったそうでした。


ただ、その人と知り合ってから、ゲイというものが話題にのぼるようになり、ある人が、

「ゲイは別世界のものと思っていたけど、もしかしたら自分にも少しはそのようなところはあるのかもしれない。だって、米俵みたいな女性と、細身イケメンのT君どっちがいいかと言われたら、T君をえらぶよ。」

その場にいた10人のうち7人が同意したらしい。


また、夫の知り合いの知り合いに生まれは女性、見た目は男性プロレスラーそのもののような見た目だけど、性自認は女性で恋愛対象も男性だという人がいる。そして、女性として扱われたいという人がいて(いわゆるトランスヴェスタイトなのかな)、夫は「それはちょっと不可能」と言っていました。その場の誰でも「無理」と言ったそうでした。


だいぶ前に聞いたことで、その時は笑ってしまったんですけど、こういうのって本当に人それぞれなんですよね。多数派少数派があるだけで。


母の知り合いの子供がトランス男子で、高校くらいからあまり家にいなくて、大人になるまで親にも言わずに耐えて、きっちり行きたい大学に行き、成人式では親のためにか振り袖を着て、就職してお金を貯めて性別移行をし、今は結婚して遠くで暮らしていると聞きました。


じゃあ、ひなたはそれが出来るか?夫と話した結論


「無理」


性別違和の程度とか、いつ気付いたかとかメンタルの強さとかも含むこともあるかもしれないけれど、それ含めてその人にはなれないし、その人じゃない。比較自体に意味がない。