生まれも育ちも東京で、一度も他県に出たことがありません。
そして先日
我が家にも投票所入場整理券が届きました。
正直「あんまり興味ないな」の今までだったのですが
今回は本当に悩んでいます。
あの人だけはイヤ!
この人はこの部分が問題
この人も絶対安心とは言えないけど、言ってることはアタリかな?
・・・こっからは論外・・・
なんて
ニュース聞いたり、新聞読んだりで比較・研究してます。
基本、原発反対なんだな。コワイもん。
今って便利すぎだし、贅沢過ぎだと思ってるのさ。
半世紀近く生きてる貧乏人だからね。
ちょっと足りないくらいが
「満たされたい気持ち」で進歩するんじゃないかと思うんだよね。
迷信じみてる人なので 化学が万能だなんて思えない。
だって扱ってるのは人間なんだよ!!
現象は化学や理屈で説明できるけど
自然の一部にすぎない人間が
自然のすべてをコントロールできると思ってるんならおこがましいよ!
ってワケで、自分の一票にすっごい責任を感じてます。
それなのにね・・・・
届いた投票所入場整理券は3枚あったの。
夫、私、姫①
そう、我が家の長女は二十歳なんだ。
出席できないってわかってたから意識の外だったけど
今年の成人式対象者だったのだ。
・・・・・どーすんだよ、これ?・・・・・
姫①は重度重複障害です。
身体的には内部障害だから ペンは持てます。
でも、知的障害は重いので
字を書く以前に 投票を理解できません。
政策を聞き分けることも
極端に言って、どの人が一番好きかさえ選ぶことができません。
でも、貴重な一票をちゃんと与えられている。
彼女は立派な有権者なのです。
初めて、世間に申し訳ないと思いました。
障害を持っている人達は どうしているのかしら?
もちろん、自分で選ぶことができる人達はたくさんいます。
目が不自由だったらどうしてるんだろう?
手が不自由だったら代筆とか、口頭とか許されてるのかしら?
能力的に自らの意思を持っての選択ができない時は
代理人による投票権の返却・放棄とかできるのかな?
たかが一票だけど、別の人に勝手に行使されないとは限らないじゃない?
私、何にも知らなかった。
同じ「障害者」の世界の中にいるのに想像したこともなかった。
知っていれば考えることができる。
相談することも、要求することも、助けてもらうこともできるよね。
「知る」って 大事なことなんだよ。