我が家の周辺には、いくつかのスーパーがある。

地元のスーパー2軒、イオンビッグ、業務スーパー。

自宅のすぐ近くにはウェルシアもあり、食品の買い物には困らない。

 

だいたいいつも、地元のスーパー①に行くのだけど、同じ施設内で他の買い物があったため、昨日は地元のスーパー②へ行った。

 

 

地元のスーパー②は、中学校の同級生がレジ打ちで働いている。

顔を見れば少し話をする程度だけど、私、彼女の嫌なところが一つあるのだ。

 

それは、「昨日、〇〇ちゃんが来たよ」「さっき、△△ちゃんが来たよ」と、そのスーパーに買い物に行く地元の同級生たちの話題を出すところよ。

 

先日、私がレジに並んだとたん、サッカー台(商品を袋やかごに入れる台)の前にいる女性を指さして、「ほら!Kちゃんがいるんだよ!」と言ってきた。

 

イラッとした私は「ごめん、そういうの、言わなくていいから。私、黙って買い物したいの。あんまり人と関わりたくないから」と言ったのだった。

 

すると彼女は「そうなんだね~」と笑っていたが…

 

 

まぁ、あれだけ言っておけば、もう言ってこないだろうと勝手に思っていた私がバカだったのよ。

 

昨日、レジに彼女がいないのを確認し、若い女性が立っているレジに向かっていた私。

が、同級生の彼女がすぐ左側に居て、「あっ、良かった~、こっちへ来て!」と、隣のレジへ誘導された。

おそらく休憩だったのだろう。

 

…あー、失敗した。

と思ったが、遅かったわ。

 

案の定、「さっき、Mちゃんが来たよ~。でね~、この間ひなたねこちゃん(私)が来てくれたって話して、最近ひなたねこちゃんに会った~?って訊いたら、やっぱり会ってないって言ってたよ。ひなたねこちゃん、やっぱりみんなと会ってないんだね~」と言われたのだ。

 

 

…もう、話す気など失せた。

なんだ?こいつ。

スーパーには守秘義務はないのか?

 

これだからこのスーパーには行きたくないのだ。

 

 

私は学生時代、周囲にうまく馴染めなかった。

小学校の6年間はクラスのボス的女子にずっとイジメられ続けていたし、中学も高校も、人間関係ではいい思い出などない。

 

地元では「隠れて暮らしていたい」のがホンネである。

 

なのに、この女は!

「私のことも人のことも、言わないで!」って、言ったよね?

「やめて」って言ってるのに、なぜ、やめない?

 

めちゃくちゃ腹が立った。

 

彼女は、自分が働いてるスーパーで地元の同級生に会うのが、嬉しいのだと言う。

でも地元の同級生に会うのが嬉しくない、私のような人間だっているのだ。

 

 

私は基本的に仕事をする上で知った個人情報は、すべて守秘義務があると認識している。

なので、私から話題を振ったわけでもないのに地元の同級生の情報を喋ったり、私の情報を他人との話題に出すのはやめてほしいわけよ。

 

 

とは言え、人の口には戸は立たぬ。

人は変えられない。

だから自分で自分の身を守るために、このスーパーには行かないに限る。