これは、前回のお母さんとの電話から3日後の出来事です。

 

 

 

 

 

お母さんにLINEで

 

 

「今日、ちょっと話を聞いてもらってもいいかな?」

 

 

と送りました。

 

 

母からは

 

 

「もちろんよ。20時くらいからかけるね。」

 

 

と、連絡がきたので、

夜に話を聞いてもらう事になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして20時になり、お母さんと電話をしました。

 

 

 

 

 

 

母「もしもし。ひなの?」

 

 

ひなの「もしもし。

 

電話ありがとう。

ごめん、、どうしても誰かに話を聞いてほしくて

電話してしまった。。」

 

 

 

 

「とんでもない。。

 

いつでも電話していいんだよ。。」

 

 

 

「うん、、ありがとう。」

 

 

 

心が弱っていたからか、

お母さんの声を聞いて、すぐに涙が出てしまいました。。。

 

 

 

「稲田さんの事なんだけど、、

 

お母さんから稲田さんに手紙を書いて送ったの。」

 

 

「え?」

 

 

 

「稲田さんからはLINEをいただいたけど、

 

婚約白紙とか、、やっぱりこういう大切なことはLINEで連絡するものではないと思って。。」

 

 

 

「うん。。。

ありがとう。。」

 

 

 

「いいのよ。

前にひなのに伝えたことを、稲田さんにはお伝えしているわ。。

 

 

あと、稲田さんのお母様からもお手紙をいただいたの。」

 

 

「え!?」

 

 

 

 

「うん。。

 

お母さんたちも手紙が届いた事にびっくりしたんだけど、

内容は主に謝罪で、大変丁寧に言葉を選んでいただいていたわ。。」

 

 

 

「そっか。。」

 

 

 

 

あんなに優しかったお義母さんたちの心中を考えると

また涙が出てしまいました。。

 

 

 

 

 

「なんて返信しようか、今も悩んでいるのだけど

お気遣い頂いた事だけ感謝の旨をお伝えしようと思ってるよ。。」

 

 

 

 

「うん。。

 

 

ありがとう。。」

 

 

 

 

 

 

 

「…。

 

ひなのはこれからどうするの?

稲田さんと話できた?」

 

 

 

 

 

「…。」

 

 

 

 

稲田さんと別の道に行くなら、、と

考えていた事がありました。

 

 

 

別の男性とまた恋愛をして結婚するのであれば、

結婚相談所がいいのでは、、と思っていました。

 

紹介やアプリで知り合う事は簡単だけど

稲田さんと同じように結婚意思のない男性とお付き合いしても意味がないと思ったからです。

 

 

 

 

 

「…。

 

 

ちょっとずつ考えているんだけど、

結婚相談所に登録しようかなって思ってる。。

 

 

まだ、稲田さんと別れていないけど、

いつまでも泣いていても辛いし、前に進めないから。。

 

それなら、結婚意思のある人たちから選んだほうがいいんじゃないかなって思ってた。。」

 

 

 

「そう。。すごくいいじゃない!!

お母さんは賛成よ!」

 

 

 

「ありがとう。。

 

 

…。

 

 

 

でも、婚約破棄して結婚相談所に入るってちょっと恥ずかしい。。」

 

 

 

「そうね。。

 

でもひなのは何も恥じることないのよ。

稲田さんのご両親に認めていただいてた事も、ひなのが成長している証拠だもの。

 

それに、今回稲田さんの事を悪く言わなくて本当に偉かったよ。」

 

 

 

「…。

 

 

うん。(号泣)」

 

 

 

 

「今はたくさん時間を使って心を休めていいのよ。

たくさん寝たり、映画に行ったり、美味しいもの食べたり、一つ一つのことを立ち止まってゆっくりしたらいいのよ。

そして仕事の時は、全部忘れて仕事したらいいからね。

 

 

でも、心を腐らせてはダメよ。

次の人も、焦らなくていいし、他の人と比べる必要はないからね。

のんびり待ってたら必ずいい人に出会えるものよ。

 

物事はいい方向に進んでるから、大丈夫よ。必ずいいご縁があるから、何も心配することないのよ。」

 

 

 

 

「うん…。」

 

 

 

優しい言葉をかけてもらって

涙が流れ続けました。

 

 

 

すると、お母さんがしばらく沈黙して、

ゆっくり話し始めました。

 

 

 

 

 

「…。

 

 

 

 

お母さんも正直に言うとね、、、

 

 

 

ここ最近、仕事終わった後とか

一人の時は涙が出ていたのよ。。

 

ひなのの気持ちを思うとすごく辛かった。。。」

 

 

 

 

 

お母さんの声は震えていて、

私は余計に涙が止まらなくなりました。

 

 

 

 

 

母「でもね、

 

やっぱりこのタイミングで破談してよかった。

 

もっと後になったほうが、ひなのが辛かったよ。。

 

 

稲田さんの価値観や"1人で生きたい"という選択は何も悪いことじゃないし、

稲田さんには稲田さんのお役目がある。

ひなのにもひなののお役目があるものだから。。

 

 

 

ひなのが温かい家族を作りたいと思うのは、何も悪いことじゃないし、普通のことだからね。

何も間違っていないのよ。。

 

 

ただ価値観が違っただけで、、、誰も悪くないからね。。

 

 

 

 

 

「うん。。」

 

 

 

 

 

「きっと、今は辛くてどうしようもないと思うけど、

お母さんも似たような経験があるから分かるのよ。。

 

心が傷つくことも、人に優しくできるからいい成長なのよ。

何も無く過ごしている人より良い事なのよ。」

 

 

 

「うん。。

 

ありがとう。。」

 

 

 

 

 

 

 

 

1時間半くらいゆっくり話をして、電話を切りました。。

 

 

 

↓の文は、お母さんと電話したあとに、

私が日記に書いていたものです。。

言葉が雑で支離滅裂ですが、ご了承ください。。

 

 

--------------

お母さんと話して、たくさん涙が出た。

 

心がこんなにも傷ついているんだなーと、改めて実感した。

 

 

そして、本当はまだ相当悩んでいることも、大打撃を受けてることも、まだ全然整理がついていないことも、改めて分かった。

 

 

でも、今回の事があったからこそ、

次はどんな人と出会いたいとか分かったし、

婚約破棄後の自分自身の行動や考えは間違ってなかったと思うから、

次もいい出会いができるって信じてる。

(もとから根はポジティブ←)

 

 

 

仕事うまくいってなくて辛い。

でも、自分が招いたことだから仕方ない。。

次に出会う人に見合うように、また頑張ろうかな。。。

 

 

今はとても辛い。辛いけど、頑張ろうと思う。

 

 

辛い時、

底辺にいけば、いつも這い上がることができる。

今は、やっと這い上がるところまできたかなー?

 

 

今回のことで、自分に自信を持てたこともある。

お母さんやお父さんやお姉ちゃんに優しくしてもらえて、本当にこの家に生まれてよかったなと思った。

 

 

結婚相談所に登録したら、

今後の出会いで必ずいい人に巡り会えますように。

 

 

--------------

 

 

 

 

 

と、この時は思いました。

 

 

 

次回はお義父さんからいただいた

手紙の話をします。

 

 

つづく。。。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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つづく。。